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明日公開『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』より、NASA全面協力の舞台裏&特別映像解禁[動画あり]

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映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』より、NASA全面協力の舞台裏&特別映像が解禁された。

1969 年のNASAを舞台にアポロ 11 号の月面着陸の裏側で“起きていたかもしれない”極秘ミッションを痛快に描く話題の映画『フラ イ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』がいよいよ明日7月19日(金)に日本公開を迎える。人類初の月面着陸がリアルか、フェイクか、を描くこの作品はNASAの全面的な協力が実現。実際にアポロ計画で重要な役割を果たした NASA の技師たちがアドバイザーを務めている。

監督「NASA私たちの気持ちをわかってくれたのだと思う」

月面着陸のフェイク映像撮影を命じたアメリカ政府と、極秘ミッションに巻き込まれた人々の奮闘を描いた作品で果たしてNASAの協力を得ることはできるのか、製作スタッフたちの間でも意見が割れた。だが、脚本とストーリーを客観的に捉えたNASA関係者 は、実際に極秘計画があったかどうかではなく、この映画が描く登場人物たちの仕事への献身と月への夢はすべて本物なのだと解釈 した。バーランティ監督はNASAのサポートが実現した経緯について、「NASAは、私たちの“成し遂げられたことを称えたい”とい う気持ちを分かってくれていたのだと思います。この映画をアポロ計画に携わった 40 万人の人々を称える機会だと捉えてくれたのです」と語っている。

NASAのアドバイザーのひとりジェリー・グリフィンは、アポロ有人ミッションで宇宙管制センターのフライト責任者を務め、6 回 の月面着陸のうち、3 回の着陸を行ったチームを指揮した。グリフィンは「これまでで最高の仕事は、宇宙管制センターのフライト責 任者でした。あの数年間は大成功を収めた年で、私たちが本気を出せば、この国はどんな力でも発揮できることを示していました」 と、NASAの全職員が一丸となったアポロ計画の偉業を振り返る。

劇中、チャニング・テイタム扮する発射責任者コールは過去の重大な事故に悩まされる。1967年、アポロ1号の予行演習中に宇宙 飛行士3名の命を奪った火災である。NASAの主任歴史学者であるブライアン・オドムは、「アポロ1号、あの日の火災、そして火災の余波で、NASAは立ち止まっていました。私たちは何をしているのか、無理をしすぎているのではないか、スケジュールは進んで いるのか。宇宙船を設計するという難題に応えるために、品質管理の一部はある種、遅れをとっていました」と、この事故によって アポロ計画は頓挫の危機を迎えたと指摘する。

オドムは「今日を振り返る際、アポロ 1 号の火災は大切なリマインダーです。悲劇の教訓を失 ってはなりません。だからこそ、NASAはこれらすべてのミッションの追悼日に祈りを捧げます。悲劇から学び、心に留めておくた めです」と、悲劇が決して忘れてはならない教訓となり、亡き飛行士たちへの思いがその後のNASAを奮い立たせ、アポロ計画の有人ミッションへの成功につながったのだと語っている。

【特別映像】『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』

今回、NASAの全面的な協力によってリアルな描写が実現した『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』の公開を目前に控え、主演のスカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタムが NASA の発射責任者コールの魅力を語る特別映像が解禁となった。

コールを演じたチャニング・テイタムは「不可能に挑戦する人を演じられて楽しかった。コールは月面着陸計画の責任者だ」と人類初の偉業を実現するためにすべてを懸けたコールを楽しく演じたと語る。スカーレット・ヨハンソンは 1969 年のアポロ計画の当時の状況を「世間の支持を失った計画」だと説明し、テイタムは「追い詰められてる」と続ける。

失敗続きのNASAのコールのもとにある日ケリーが現れ、偶然が重なって関わり合う。NASAのイメージアップとアポロ 11 号によ る“月面着陸”をアメリカの国民的イベントにするために雇われた PR のプロ、ケリーは実直なコールにとって「突然現れて引っかき回す」存在だが、ケリーを演じたヨハンソンによればNASAとアポロ計画を「立て直す」頼もしい存在なのだ。

ケリーはあの手この手 を使って国民の関心をNASAに取り戻すことに成功する。コールとNASAもアポロ 11 号の発射準備を進めていく中、ケリーには極秘 任務が与えられる。ケリーの前に現れた政府関係者のモーは「月面着力を“偽造”しろ」と命じるのだ。ケリーとコール、それぞれの立場から“月面着陸”という人類史上初の偉業の成功に向かって奮闘を続けるのだが…。

お洒落でありながらリアルな、ハリウッドならではの痛快作である本作を、チャニング・テイタムは「最近はない古き良き映画だ」 と語る。いよいよ明日、アポロ計画に関わった40万人の希望を乗せて完成した『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』が発射の時を迎 える!映画館の大スクリーンで心ゆくまで『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』を楽しもう。

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