『デッドプール&ウルヴァリン』より、デッドプールがいつになく真剣な新予告編が公開。ダフネ・キーン演じるローラが登場している。
『デッドプール』シリーズ最新作、そしてマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作となる『デッドプール&ウルヴァリン』が、7月24日(水)より世界最速公開となる。劇場公開まで残り1週間をきるなか、本作の新たな予告編が公開された。
【新予告】『デッドプール&ウルヴァリン』
今回解禁されたのは、R指定ヒーロー2人の胸アツな新予告。普段はおちゃらけムード満載なデッドプールがシリアスなトーンで、「今日は真面目に話がしたい 俺の世界を救いたいんだ」「あんたとのチームが夢だった」とウルヴァリンに切り出すシーンから始まる。
強敵に幾度となく打ち勝ってきたものの、かつて(2017年公開映画『LOGAN/ローガン』にて)運命的に出会った同じ能力を持つ少女ローラらを命がけで守った結果、一度は幕を閉じたと思われたウルヴァリンの生涯。しかし最新作ではデッドプールの生きる世界線になぜかウルヴァリンが存在していて、大切なファミリーを救おうとするデッドプールにとって無くてはならない重要な存在となっているらしい。
映像では、自身の人生を回顧し、「スーツを着ろと言われたが俺はチームに入らなかった」「遅すぎたんだ」と自責の念を示すウルヴァリンに対し、「あんたは尊敬されている」「間違いなくX-MENだ」と温かな言葉をかけるデッドプールの姿が。自分にとっての“全て”であるファミリーのため、デッドプールは「(自分だけでは)救う方法がわからない。だが、あんたなら救える」と真剣アプローチし、ウルヴァリンを突き動かしていく…。笑いだけでは収まらない、R指定ヒーロー2人の胸アツでドラマチックな展開に期待が高まる。
ちなみに終盤には、指から糸を出すような動きで楽しげにスパイダーマンのマネをしていたところをウルヴァリンに制止され、ふてくされてしまった様子のデッドプールの姿も収められ、彼らのちぐはぐな関係性も垣間見える。チームを組むまでにも決して一筋縄ではいかず、行動を共にすることとなってもなお、すぐに衝突してしまう正反対の2人。果たして彼らは無事にチームアップし、世界を救うことができるのか。
ローラ、レディ・デッドプールが正式お披露目
ちなみに同映像ではついに、解禁済みの予告映像でシルエットのみが映り注目を集めていたマーベル・コミックに登場する人気キャラクター、女性版デッドプールの“レディ・デッドプール”が正式お披露目。さらに『LOGAN ローガン』のローラが成長した姿で登場。彼女を演じるダフネ・キーンは19歳に成長している。これはファンも胸熱の展開だ。
是非画面の隅々までチェックして、劇場公開に備えていただきたい。『デッドプール&ウルヴァリン』は、7月24日(水)より世界最速公開。
作品情報
タイトル:『デッドプール&ウルヴァリン』
監督:ショーン・レヴィ(『フリー・ガイ』 『ナイト・ミュージアム』)
キャスト:ライアン・レイノルズ、ヒュー・ジャックマン
日本版声優:加瀬康之、山路和弘、佐倉綾音、置鮎龍太郎、林真里花、三上哲、一柳みる、忽那汐里、影平隆一、嶋村侑
原題:『DEADPOOL & WOLVERINE』
日本公開日:2024年7月24日(世界最速公開)
(c) 2024 20th Century Studios / (c) and ™ 2024 MARVEL.
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。