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アーミー・ハマーが性的暴行告発、食人願望DM流出などの炎上後、彼を支えた俳優や監督について語る「巻き込みたくはありませんが、助けになってくれて感謝しています」[動画あり]

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アーミー・ハマーが、炎上後の自身の状況について語った。

金曜日、アーミー・ハマーがYouTube番組「ピアーズ・モーガン・アンセンサード」に出演。2021年に性的暴行などを告発された影響について語った。

【動画】「ピアーズ・モーガン・アンセンサード」(英語)

『ソーシャル・ネットワーク』や『君の名前で僕を呼んで』などの映画で活躍していたアーミー・ハマーは、レイプを含む性的暴行の告発、カニバリズム(食人)願望を思わせる発言をしたDMの流出などの結果、いくつかのプロジェクトから降板させられ、ロサンゼルス市警の捜査対象となり、表舞台からしばらく姿を消すこととなった。ハマーは性的暴行に関する訴えを否定し、すべての関係は合意の上であったと主張。彼に対して刑事告発は行われていない

一部の業界人はハマーを支える連絡をくれた

ハマーがモーガンに語ったところによると、ハリウッドで彼とともに仕事をした人々の一部は、その状況下でも連絡をくれたようで、その中にはロバート・ダウニー・Jrも含まれていた。しかし「ダウニーがハマーのリハビリ費用を支払った」という報道について尋ねられると、ハマーは「いいえ、彼が支払ったという事実はありません。彼は私のリハビリ費用を支払っていません」と明言した。

ダウニーが「支えになってくれたか」についてモーガンがさらに尋ねると、ハマーためらいを見せたが、「ええ、支えてくれました」と告白。モーガンが「確信がないようですが、広く報道されていますよ。本当に支援されてはいないのですか」と詰めると、ハマーは「他の人を私の問題に巻き込みたくはありません。何人もの人が非常に助けになってくれて、深く感謝しています」と、誰が何をしたのかを明言せずに、恩人たちへの感謝を口にした。

さらに答えを求められたハマーはダウニーについて「アルコールやドラッグなど何かしらの中毒問題を抱えたハリウッドの人がシラフになろうと決意した時、彼はその人を見つけ、助けてくれる。そういう意味で彼は助けになってくれました。すばらしいことですよね」と、ダウニーの支援について説明。ダウニーから「座って、黙っていれば、すべてのことはなんとかなる」と助言をもらったことを明かした。

ハマー「支えようとしてくれた人々のことだけに焦点を当てようとしています」

モーガンはまた、ハマーの過去の共演者であるレオナルド・ディカプリオやジュリア・ロバーツがハマーを支える連絡をしたかどうか尋ね、ハマーは「いいえ」と否定した。「連絡をくれなかった人については考えないようにしています。支えようとしてくれた人々のことだけに焦点を当てるようにしているんです」とハマーは言い、「困難な時期に数人の著名人が連絡をくれました」「ルカ・グァダニーノ(※)も支持の声を出してくれて、それには本当に感謝しています」と説明した。

※『君の名前で僕を呼んで』でハマーを起用したグァダニーノ監督は、2022年にVariety誌に対して『君の名前で僕を呼んで』の続編にハマーのキャラクターを「もちろん」登場させると発言している。

ハマーはさらに「同時に、今は微妙な状況であり、支持を表明する人が批判を浴びてしまうことも私はわかっています。私は炎上してしまったため、あまりに近づきすぎると火が燃え移ってしまうかもしれません」と付け加え、自身の問題に他人を巻き込みたくないことを強調した。

ジョニー・デップともやりとりが

モーガンは、ハマーが『ローン・レンジャー』で共演したジョニー・デップと連絡を取ったかどうかについても尋ね、ハマーは「電話やFaceTimeで数回連絡をとりました」と答えた。

しかし話の内容は互いの問題とは関係がなかったようで、「私の状況を彼に対して持ち出さず、彼も自身の状況を持ち出さず、もっと社交的な電話でした。『元気?会えて嬉しいよ。まだ生きていて良かった』といった感じで」と説明した。

食人発言や、パートナーにつけた疑惑のある烙印についても説明

1時間20分のインタビューの中で、モーガンはハマーが食人願望に言及していたという訴えにも言及。率直に「あなたはカニバル(食人鬼)ですか?」と尋ねた。

ハマーは「いいえ。カニバルであるためには実際に誰かを食べなければならないので、違います」と否定し、「赤ちゃんを見て『あらまあ、かわいくて小さな足。食べちゃいたい』というのと何ら変わりないと思います」と自身の流出したDMについて説明している。

ハマーはまた、元パートナーに烙印を付けたという告発についても説明。「烙印とまでは言いませんが、小さなナイフの先端で“A”の形をなぞりました」「出血するような状況ではなく、擦り傷のような跡です」と、自身のイニシャルの形に跡はつけたものの、彫るようなことはしていないと強調した。

「人々やその感情に対して無関心でした」「クソみたいな行動をしました」

ハマーは最近、ポッドキャスト番組「クラブ・ランダム」にも出演。司会のビル・マーに対して、同じようにすべての疑惑を否定した上で、一部自身の行動について反省の意を語っている。

その際ハマーは、「私は妻を裏切り、自分が気持ちよくなるために他人を利用しました。人々やその感情、生活に対して無神経で無関心でした…クソみたいな態度でした」と自身を振り返ると、「私の行動には責任を取るべき部分があります。学び、成長するためにはそれが大切です」と現在の心境を吐露していた。

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