『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』より最新予告が解禁。日本語吹替版&ラージフォーマット上映も決定した。
孤独だが心優しい男が、歪んだ社会の狭間で“悪のカリスマ”へと変貌を遂げていく様子を描いた大ヒット映画『ジョーカー』(’19)の続編『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(「ジョーカー2」)が、今秋10月11日(金)全国の劇場で公開となる。このたび本作より最新予告映像が解禁となり、シリーズ初となる日本語吹替版上映の他、IMAX、Dolby Cinema、ScreenXでののラージフォーマット上映も発表された。
【予告編】『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』
解禁された予告では、ピエロマスクの人々や、「FREE JOKER(ジョーカーを自由に)」と書かれたプラカードを掲げる者たちなど、街中を埋め尽くす人々の中心に護送車で輸送されるジョーカー(ホアキン・フェニックス)が映し出され、ジョーカーは彼らの意志に応えるようにガッツポーズと笑みを浮かべる。前作で社会を混乱に陥れた彼が、どれだけ社会に影響を与えたのかがわかる。
そして、ジョーカーを遠くから見つめる謎の女性・リー(レディー・ガガ)は、「ジョーカーを見たとき、生まれて初めて、私は一人じゃないって思えた。」とつぶやく。そこには、自身の人生を変えた男の狂気に染まっていくリーの新たな心情の一部を垣間見ることが出来る。
「生まれて初めて、俺は一人じゃないと感じた」前作で深い孤独の中にいたジョーカーがそう語ると、ショーが開幕。「みんな同じ気持ちだ。もう誰にも止められない。」と加速していくジョーカーの暴走はリーへと伝播し、さらに人々を狂乱させる。世界中を巻き込むジョーカーの新たなショー。果たしてあの心優しかった男性は、完全な悪のカリスマとなったのか、それともただの犯罪者にすぎないのか。
この予告編は物語への期待と疑問を湧き上がらせる。「幸せはきっと、最後にやってくる」とラストカットでほほ笑むジョーカー。この秋、観客はジョーカーが【完全】となる、歴史的瞬間を目撃しよう。
『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は2024年10月11日(金)全国ロードショー。
『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』作品情報
タイトル:『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』
原題:Joker Folie à Deux
日本公開:2024年10月11日(金)
米国公開:2024年10月4日(金)
監督:トッド・フィリップス
脚本:スコット・シルヴァー
出演:ホアキン・フェニックス、レディー・ガガ、ザジー・ビーツ、キャサリン・キーナー、ブレンダン・グリーソン
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。