ジェナ・オルテガが、自信をなくしそうな際に役立つアドバイスを告白した。
俳優のジェナ・オルテガ(「ウェンズデー」『ビートルジュース ビートルジュース』)がヴァニティ・フェア誌の動画インタビューに出演。メンターから受けた最も良いアドバイスの一つについて尋ねられた。
【動画】ジェナ・オルテガ インタビュー動画(英語)
その答えは、Netflixのドラマシリーズ「ウェンズデー」出演時のチェロのインストラクターからの言葉。このアドバイスは、オルテガが新たな挑戦に直面するときに抱く、自身への疑いや不安に関するものだったという。インストラクターによれば、そのような際にオルテガがすべきことは「普通の白人男性のように考える」ことだそうだ。
「私は出演している番組ではチェロを弾かなければならないけど、チェロは弾けない」「チェロ奏者たちに見られて酷評されるのは嫌だから、やるならリアルに見せたいの」と、チェロを弾くシーンに不安を感じていたことを説明したオルテガ。
そんなオルテガに対し、インストラクターは「動きに自信を持ち、強く、冷静に、キャラクターを完全に体現すれば大丈夫だと教えてくれたよ。そして、人生のあらゆることに普通の白人男性の自信を持って取り組むべきだと言われたの。それが私の人生を変え、私を楽にしてくれたよ」と彼女は当時を回想した。
オルテガは「私はこれ(インタビュー)に対してさえも緊張していたよ。というのも、私はいつも話がまとまらなくなるからね」と付け加えたが、そこでまた“アドバイス”を活かし、「この時間をどうやって過ごそうかと考えたけど、そのとき思い出したよ。普通の白人男性ならどうするだろう?きっとちぐはぐの靴下を履いてこの場に現れたりするかもしれないね」と語った。
メキシコ系・プエルトリコ系にルーツを持ち、自分と同じような人々に勇気を与えるべくダークなヘアカラーを貫いているとも過去に語っていたオルテガ。「ウェンズデー」シーズン1の撮影から時を経た今も、インストラクターのアドバイスはマイノリティである彼女を助けているようだ。
また、今年初めのエミー賞のレッドカーペットでオルテガが「すべてが(シーズン1より)大規模になる」と語った「ウェンズデー」シーズン2はNetflixにて配信予定。出演映画『ビートルジュース ビートルジュース』は9月27日公開。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。