実写ドラマシリーズ版「ONE PIECE」シーズン2が原作のどこを描くかが明らかになった。
8月20日、Netflix(ネットフリックス)でシーズン1が配信中の実写ドラマシリーズ版「ONE PIECE」に関して、シーズン2の新たな情報が公開された。原作者の尾田栄一郎による直筆レターが公開され、シーズン2では「ローグタウン」「リヴァース・マウンテン(双子岬)」「ウイスキーピーク」「リトルガーデン」「ドラム島」の冒険が描かれることが判明した。尾田はシーズン2に関しても「わくわくが止まりません!」と興奮を隠しきれない様子だ。
なお、原作で特に人気のあるエピソードのひとつであろう「アラバスタ」での冒険はシーズン2では描かれないようだ。
すでに判明している新キャラクターのキャストたち
すでにシーズン2で初登場が決まっているキャラクターたちのキャストは11名発表されており、今回発表された物語の舞台とも噛み合っている。原作準拠であればスモーカーやたしぎが初登場するであろう「ローグタウン」、クロッカスやMr.9が初登場するであろう「リヴァース・マウンテン(双子岬)」、ドリー、ブロギー、Mr.3、Mr.5、ミス・バレンタインらが初登場するであろう「リトルガーデン」、そしてワポルとドルトンが初登場するであろう「ドラム島」。
となればシーズン2で登場する可能性の高い、まだキャストが明かされていない主要キャラクターは6名思い浮かぶ。「ビビ」「トニートニー・チョッパー」「ミス・オールサンデー」「Mr.2 ボン・クレー」「Dr. ヒルルク」「Dr. くれは」だ。原作のマスコット的なポジションでもあるチョッパーは、その姿がどのように再現されるのかについてもファンは気になるところであろう。
尾田の直筆レターによれば、8月21日から23日にかけてキャスト発表が続くようで、これら人気キャラクターや、ワポルの手下たち(チェス、クロマーリモ)といったキャラクターのキャストが発表される可能性もありそうだ。
直筆レターで尾田は「前回に引き続き、僕が納得するまで作品を世に出さない。と約束してくれてます。これ、実は『契約』じゃなくて、『口約束』なんですよ。それを守ってくれる彼らのスゴさと心意気、わかっていただきたい!!」と製作陣への信頼と尊敬を感じさせている。
尾田栄一郎 レター全文
シーズン2!!
はい、ハリウッド版ONE PIECE制作中です。撮影も始まってます。ストーリー的には「ローグタウン」「リヴァース・マウンテン(双子岬)」「ウイスキーピーク」「リトルガーデン」「ドラム島」!!考えてみてください。金かかりそ~!!笑
しかし、僕はまた脚本があーだこーだ、キャストがあーだこーだ、わがままの限りを主張します!!それを受けて、ショーランナーのマットが、Netflixが、Tomorrow Studiosが!頭をかかえます!シーズン1でせっかく仲良くなったのにね。でも、みんな想いは同じです!前回に引き続き、僕が納得するまで作品を世に出さない。と約束してくれてます。これ、実は「契約」じゃなくて、「口約束」なんですよ。それを守ってくれる彼らのスゴさと心意気、わかっていただきたい!!そしてその確かな映像化の実力!!今から楽しみで仕方ないです!!
続々と発表されてるキャストは公式Xにまとまってるのでチェックしてね。“偉大なる航路(グランドライン)”は、より広がっていく“世界”です!!あの国のモデルはどこだ!?どうすればリアルとリンクする!?必然的に世界中から集まってくれる個性豊かなキャストだけでも冒険が始まったんだとわくわくが止まりません!!
まだ未発表のビビは!?ミス・オールサンデーは!?チョッパーどうすんの!?一気に全てを発表する事はできませんが明日から3日間、8/21、22、23とキャスト発表が続きます!ご注目いただき、今後の続報にも超ご期待ください~!!
作品情報
「ONE PIECE」は、集英社とのパートナーシップにより制作され、トゥモロー・スタジオ(ITV Studiosのパートナー)とNetflixがプロデュースする海洋冒険ロマン。
共同ショーランナー/脚本家/製作総指揮: マット・オーウェンズ&ジョー・トラッツ
エグゼクティブ・プロデューサー:尾田栄一郎、マーティ・アデルスタイン、ベッキー・クレメンツ(トゥモロー・スタジオ)、藤村哲哉、クリス・シムズ、スティーヴン・マエダ
出演:イニャキ・ゴドイ(モンキー・D・ルフィ役)、新田真剣佑(ロロノア・ゾロ役)、エミリー・ラッド(ナミ役)、ジェイコブ・ロメロ(ウソップ役)、タズ・スカイラー(サンジ役)
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。