アシュリー・パークが、俳優の大先輩であるメリル・ストリープとの温かい思い出を語った。
9月3日に公開されたポッドキャスト番組「Dinner’s on Me」に、俳優アシュリー・パーク(「エミリー、パリへ行く」ミンディー役など)が出演。メリル・ストリープ(『プラダを着た悪魔』)との心温まる思い出を振り返った。
その出来事があったのは、ディズニープラスで配信中のドラマシリーズ「マーダーズ・イン・ビルディング」シーズン3の撮影最終日のこと。パークは、キャストにサインをもらうために「ニセのプレイビル」を回覧し、最後にそれをストリープに渡したという。
「ブロードウェイのショーが終演する時、ショーを去る人に向けて、みんながプレイビルにサインすることがあるでしょ」「『それは楽しそうだ』と思って、みんなで名前を書いたの」と彼女は説明したアシュリー。プレイビルとは、ブロードウェイのショーで配られることで知られる冊子だ。
「それをメリルに渡したら、彼女がサインをして、返してくれたの。そしてそこには『アシュ、私はあなたを見ているよ』と書かれていたんだ」とパークは振り返り、「彼女は“本当に本当に、あなたを見ているよ。あなたはよくやっているよ”って感じだった」とストリープの温かさを語った。
その出来事が「自分が接する相手が、自分を尊重して扱ってくれることがいかに特別なものを生むか」を教えてくれたと語ったパークは続けて、「1年経ってもまだ、そのことを思い出すと泣きたくなるよ」と思いを噛み締めていた。
パークとメリル・ストリープが共演したシーズン3を含むドラマシリーズ「マーダーズ・イン・ビルディング」はディズニープラスにて配信中。最新シーズン4の配信は8月27日に開始したばかりだ。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。