Netflixによる「トワイライト」のアニメシリーズ作品が制作決定。
小説や映画版で人気を誇るファンタジー恋愛作品「トワイライト」が、Netflixによるアニメシリーズとして新たな命を得ることになった。
映画シリーズでもおなじみの「トワイライト」がアニメ化
ステファニー・メイヤーによる「トワイライト」は、人間の少女ベラ・スワンと、ヴァンパイアのエドワード・カレンのロマンスを描くファンタジー恋愛シリーズ。2008年に『トワイライト〜初恋〜』として映画化され、その後4本の続編も製作された。映画シリーズではベラ役をクリステン・スチュワート(『スペンサー ダイアナの決意』『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』)、エドワード役をロバート・パティンソン(『TENET テネット』『THE BATMAN-ザ・バットマン-』)が務め、このシリーズでふたりの人気は一躍高まったといえる。
【動画】『トワイライト〜初恋〜』予告編
今回アニメシリーズ化が決まったのは、同じくメイヤーによる今作のスピンオフ小説「Midnight Sun」。この小説は、人間ベラの視点で描かれるメインシリーズとは異なり、ヴァンパイアであるエドワードの視点から描かれており、映画シリーズとは異なる魅力に期待ができそうだ。シリーズの制作は、2023年から「トワイライト」のシリーズ化プロジェクトを進めていたライオンズゲート・テレビジョンが務める。
製作総指揮は、本プロジェクトの初期段階から関わり、小説を脚色する役割も担っているシニード・デイリー(Huluの『Tell Me Lies』、Maxの『Raised by Wolves』)。さらに原作者のメイヤーやフィックル・フィッシュ・フィルムズ社のメーガン・ヒベット、テンプル・ヒル・エンターテインメント社のウィック・ゴドフリーとマーティ・ボウエン、ピクチャースタート社のエリック・フェイグとサミー・キム・ファルヴィーらがプロデューサーとして名を連ねている。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。