「エミリー、パリへ行く」シーズン5の製作が発表された。
人気ドラマシリーズ、早くもシーズン5製作へ
現地時間9月16日(月)、「エミリー、パリへ行く」のエミリー役であるリリー・コリンズが、アメリカの朝番組「グッドモーニング・アメリカ」に登場し、同作のシーズン5が製作されることを発表した。Instagramでは、コリンズがエスプレッソを飲みながら「ローマほどすばらしい場所はない」と楽しむ動画もアップされている。
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シーズン4のパート2が配信されてからまだ約1週間というタイミングだが、早くもファンには嬉しい知らせだ。
クリエイターのダレン・スターは「『エミリー、パリへ行く』シーズン4への反響がすばらしい。エミリーの旅路がローマやパリでシーズン5で続くことにとても興奮しているよ」「エミリーはローマにもやってくる。パリにいないというわけではないけど、ローマにも行くんだ」と今後の展開を楽しげに語った。
There’s no place like Rome. Emily in Paris is coming back for SEASON 5! pic.twitter.com/UL3aRa0ftu
— Netflix (@netflix) September 16, 2024
エミリーとマルチェロの関係がさらに展開か
スターによると、エミリーがイタリアに行くことになったのは、キャストを「予期せぬ土地」に連れて行きたかったという意図からだという。エミリーを演じるリリー・コリンズもTudumを通じて、エミリー役への復帰について喜びを述べ、最新の恋愛相手であるマルチェロ(エウジェニオ・フランチェスキーニ)との関係をさらに掘り下げるのを楽しみにしていると期待した。
「マルチェロは、エミリーに新たな冒険をさせてくれる存在。エミリーの最終的な理想は、仕事とプライベートのより良いバランスだからね」と説明したコリンズは、「エミリーが無条件に笑える姿を見たいと願ってる。旅行気分のその先を見せて欲しいの。そこへ彼は完璧なタイミングで現れた」とマルチェロがエミリーの物語に与える刺激について語る。
スターも「彼らの間には火花がキラキラ散っていて、真のつながり、ロマンチックなつながりを感じる」「それが次のシーズンでも多く描かれることになるだろう」と予言している。
ガブリエル役やミンディー役のキャストたちの思いは…
しかし、エミリーとの関係をシーズン1から描かれてきたフランス人ガブリエルを演じるリュカ・ブラヴォーは複雑な心境だ。彼はPEOPLE誌に対して「僕自身のためにも、ふたり(エミリーとガブリエル)が一緒になることを望んでいるよ。だって、恋愛シーンや楽しいシーンを撮影するほうが、5ヶ月間ずっと絶望して憂うつでいるよりもずっと楽しいでしょう」と本音を明かした。
一方、エミリーの親友ミンディーを演じるアシュリー・パークは、エミリーが幸せを見つけ、「彼女を心地よくさせてくれる人と最終的に結ばれること」を望むと語った。「今、エミリーについて一番気になるのは『彼女はどこに向かうのか』ということ。これまではアメリカかフランスかだったけど、今はフランスかイタリアかでしょ。私は、少なくとも彼女とミンディーが友達のままでいてくれるなら、それで満足だよ」と、エミリーが誰と結ばれるにしても、幸せで、ミンディーと親友であればよし、と考えているようだ。
プレミアイベントで、スターはPEOPLE誌に対して「展開のさせ方は無限に広がっているけれど、たしかにアイデアはいくつかある。本当に語り続けるのが楽しい物語だよ」と語っており、今後に期待を持たせている。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。