ティモシー・シャラメ主演『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』が2025年2月に公開決定。
ティモシー・シャラメが若き日のボブ・ディランを演じたジェームズ・マンゴールド監督最新作『A Complete Unknown(原題)』が、邦題『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』として2025年に日本公開となることが発表された。
“生ける伝説”ボブ・ディラン、はじまりの物語
今作が描くのは60年代初頭。19歳だったミネソタ出身の無名ミュージシャン<ボブ・ディラン>が、ニューヨークの音楽シーンを舞台にスターダムを駆け上がり、世界の大スターとして知られていく様子を描く。
歴史に残る名曲と伝説を数多く残し、今もなお現役でステージに立ち続ける史上最高のミュージシャン、ボブ・ディラン。2016年にはミュージシャンとして初となるノーベル文学賞を受賞し、アメリカ文化へ多大な影響をもたらしたとしてピュリツァー賞特別賞も受賞している“生ける伝説”だ。タイトルの“A Complete Unknown”とは、その代表曲「Like a Rolling Stone」の一節。この曲はアメリカの音楽雑誌ローリング・ストーンが2004年に選出した<最も偉大な500曲>で1位に選ばれている。
ティモシー・シャラメ主演とマンゴールド監督のもとに、豪華共演者も集結
そんなボブ・ディランを主演として演じるのは、今もっとも勢いのある若手俳優のひとりとして世界を魅了するティモシー・シャラメ(『君の名前で僕を呼んで』、『デューン』シリーズなど)。昨年は『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』で来日も果たしたシャラメは、そのオーラあふれる美貌だけでなく、高い演技力と表現の幅広さも備え、批評家・観客の双方から支持を集める大スターだ。
監督は『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』『フォードvsフェラーリ』、アカデミー賞脚色賞ノミネートの『LOGAN/ローガン』など、こちらも幅広い作品を手がけてきた名匠ジェームズ・マンゴールド。特に『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』ではアメリカの伝説的な歌手ジョニー・キャッシュとその妻の人生を感動的につむぎ、大ヒットミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』でも製作総指揮に名を連ねているため、伝説のミュージシャン、ボブ・ディランのはじまりを描く今作にも期待が高まる。
さらに共演者にはエドワード・ノートン(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)、エル・ファニング(『マレフィセント』)、モニカ・バルバロ(『トップガン マーヴェリック』)、ボイド・ホルブルック(『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル 』、『LOGAN/ローガン』)、ダン・フォグラー(『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』)、ノーバート・レオ・バッツ(『エクソシスト 信じる者』)、スクート・マクネイリー(『アルゴ』『それでも夜は明ける』)など名優たちも名を連ね、2025年に大きな話題を呼ぶ作品となりそうだ。
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は2025年、2月に日本公開予定。
作品情報
監督:ジェームズ・マンゴールド『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』『フォード vs フェラーリ』
出演:ティモシー・シャラメ、エドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルック、ダン・フォグラー、ノー バート・レオ・バッツ、スクート・マクネイリー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
北米公開:2024年12月
日本公開:2025年2月
原題:A COMPLETE UNKNOWN
©2024 Searchlight Pictures.
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フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。