ニコラス・ケイジ主演最新作『ドリーム・シナリオ』が11月22日(金)に日本公開決定。予告編とメインビジュアルが解禁された。
ニコラス・ケイジ主演の<ドリーム・スリラー>
A24とニコラス・ケイジによる最新映画『DREAM SCENARIO(原題)』が、『ドリーム・シナリオ』の邦題で2024年11月22日(金)に日本公開されることが決定した。2023年11月に北米で公開された今作は、ごく普通の暮らしをしていた大学教授が何百万人という人の夢の中に現れることで繰り広げられるドリーム・スリラー。米批評サイトRotten Tomatoes(ロッテントマト)では91%フレッシュの高評価を獲得し、第81回ゴールデングローブ賞(ミュージカル・コメディ部門)でニコラス・ケイジが主演男優賞にノミネートされた。
主演のニコラス・ケイジは過去に100本以上の映画に出演してきた人気俳優。『ザ・ロック』『コン・エアー』『フェイス・オフ』といったアクション大作への出演のほか、アカデミー主演男優賞を受賞した『リービング・ラスベガス』などでもおなじみだ。ケイジ自身も今作について「私のキャリアの中でも最高の演技であり、最高の作品だ」と語っている。
製作は今もっとも勢いのある映画会社のひとつA24。過去にA24とタッグを組み、『ヘレディタリー 継承』『ミッドサマー』『ボーはおそれている』と3作の監督作品を手がけてきた⻤才アリ・アスターも製作に名を連ねている。監督はそんなアスターが才能を絶賛した北欧の異才、クリストファー・ボルグリ。2022年の『シック・オブ・マイセルフ』は2023年に日本でも公開され、映画ファンに衝撃を与えた。
【予告編】『ドリーム・シナリオ』
このたび、今作より予告編が解禁。「あなたは昨晩、この男を夢で見ませんでしたか?」との問いかけと共に、恐ろしい悪夢が幕を開ける。ある日突然、ごく平凡な大学教授ポール・マシューズ(ニコラス・ケイジ)が、何百万という人々の夢の中に現れ、何もせずただ見つめてくるという奇妙な現象が話題に。ポールは一躍有名人になる。
しかし、ある日を境に人々の夢の中のポールは悪事を働き始め、人気者は一転、人々のトラウマとなっていく。予告編では夢の中で暴走するポールや、矢が刺さりながらも逃げ惑うポール、ポールに怯える人々の姿も確認できる。
キービジュアルではニコラス・ケイジが真っ逆さまに
予告編とともに解禁となったキービジュアルには、ケイジ演じるポールが真っ逆さまに。後ろには平穏な雰囲気の街が見えており、ポールが浮かび上がっているのか、落ちているのかもよくわからない<悪夢>らしいビジュアルとなっている。
何もしていないのに栄光と大炎上を味わう男性と、夢の中にいる恐ろしいもう1人のポールを演じわけたというニコラス・ケイジの演技にも期待が高まる、『ドリーム・シナリオ』は11月22日(金)に日本公開。
『ドリーム・シナリオ』作品情報
<STORY>
ごく普通の暮らしをしている大学教授のポール・マシューズ(ニコラス・ケイジ)。ある日、何百万人という人々の夢の中に一⻫にポールが現れ、一躍有名人となる。道ゆく人からもてはやされ、メディアにも取り沙汰されるようになり、夢だった本の出版まで持ちかけられ、ポールは天にも昇る気持ちだった。
しかし、そんな夢のような日々は突然終わりを告げる。夢の中のポールが様々な悪事を働くようになり、現実世界で大炎上。その人気は一転、ポールは人々から一気に嫌われ者になり、悪夢のような日常が始まる。何もしていないのに人気絶頂を迎え、何もしていないのに大炎上したポールの運命は…!?
タイトル:『ドリーム・シナリオ』
公開表記:11月22日(金)新宿ピカデリーほか全国公開
監督・脚本:クリストファー・ボルグリ
出演:ニコラス・ケイジ、リリー・バード、ジュリアンヌ・ニコルソン、ジェシカ・クレメント、マイケル・セラほか
配給:クロックワークス
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公式サイト:https://klockworx-v.com/dream-scenario/
X:https://x.com/DreamScenarioJP
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。