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ジェームズ・キャメロン監督、『アバター』シリーズ後は原爆をテーマにした書籍「Ghosts Of Hiroshima」を映画化予定、すでに権利は購入済

ジェームズ・キャメロン(Photo: Steve Cho Kyewoong / Penta Press / Shutterstock) FILMS/TV SERIES
ジェームズ・キャメロン(Photo: Steve Cho Kyewoong / Penta Press / Shutterstock)

ジェームズ・キャメロン監督が、原爆を題材とした「Ghosts Of Hiroshima」を映画化予定。

Deadline誌やハリウッド・リポーター誌の報道によれば、ジェームズ・キャメロン監督が原爆をテーマにした書籍の長編映画化を計画しているようだ。キャメロン監督は『アバター』シリーズでの仕事が終わった後の長編映画の題材として、書籍「Ghosts Of Hiroshima」(ゴースト・オブ・ヒロシマ)を選択。同書の権利を購入したという。

“二重被曝者” 山口氏の実話を元にした書籍を映画化

チャールズ・ペレグリーノによる著作「Ghosts Of Hiroshima」は、2025年8月に出版予定であり、同著者による2015年の著作「Last Train From Hiroshima」(ラスト・トレイン・フロム・ヒロシマ)と合わせて2作がキャメロン監督の今回の映画の原作となるようだ。

「Last Train From Hiroshima」は、日本への原爆投下当時29歳だった男性・山口彊(つとむ)氏(2010年に93歳にて逝去)のエピソードを元に書かれた作品。山口氏は第二次世界大戦中に日本に投下された二つの原爆を生き延びた人物として知られる。山口氏は広島出張中の8月6日に米軍の原爆投下に遭遇し、翌日列車で長崎に戻るも、8月9日の長崎での原爆投下も経験したという。

キャメロンは映画の世界興行収入トップ4のうちの3つを占める『アバター』『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』『タイタニック』だけでなく、『ターミネーター』シリーズや『エイリアン』でも知られる。現在、キャメロン監督は2025年12月の公開に向けて『アバター』シリーズ第3作『アバター:ファイア・アンド・アッシュ』を製作中だ。

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