ジョン・バティステの演奏による「エリーゼのために」(「エリーゼのために – バティステ」)が配信となった。
ピクサー映画『ソウルフル・ワールド』(2020年)でアカデミー賞およびゴールデングローブ賞の作曲賞を受賞し、第64回グラミー賞ではアルバム『WE ARE』(ウィー・アー)と『ソウルフル・ワールド』で最多5部門受賞の快挙を達成したジョン・バティステ。ピアニスト、シンガーソングライター、作曲家、音楽プロデューサー、俳優といった多様な顔を持つバティステは、初のピアノ・ソロ・アルバム『Beethoven Blues』(ベートーヴェン・ブルース)を11月15日(金)に世界リリースすることを発表した。
アルバムからは先行シングルとして「エリーゼのために – バティステ」(「Für Elise – Batiste」」)が配信スタートとなっている。
【動画】「エリーゼのために – バティステ」ミュージック・ビデオ
YouTubeのコメント欄も「一言、天才だ」「彼の魂がまっすぐ表れている。これまで聴いた中で一番美しいよ」といった称賛コメントであふれている「エリーゼのために – バティステ」は、ベートーヴェンの世界的に有名な「エリーゼのために」をバティステが自在にアレンジを加えて演奏したもの。アルバムには他にも“運命”で知られる「交響曲第5番」や「歓喜の歌」など、ベートーヴェンの名曲の数々が“ジョン・バティステ流”で収録されるようだ。
昨年はNewJeansやJ.I.Dともコラボレーションを果たしたバティステが自身の経験や背景を反映させ、アルバム名のとおりブルースの要素を色濃く打ち出した新たなベートーヴェンの楽曲の数々。彼は「アルバムの各作品の出発点は、ベートーヴェンのオリジナル作曲の一つでした」「そこから、ピアノでリアルタイムに新しいものを作り上げました」とこのアルバムのきっかけを語る。
続けてバティステは「即興作曲はクラシック音楽の中でほぼ失われてしまった習慣ですが、時には過剰に正典化されることもあります。このアルバムの録音は非常に精神的な体験でした。ベートーヴェンの卓越した芸術性に敬意を表しつつ、自分自身の創造的な旅と彼の作品を対話させることができました」とベートーヴェンへの敬意を示している。
作品情報
ジョン・バティステ『ベートーヴェン・ブルース』
リリース:2024年11月15日(金)
https://umj.lnk.to/JonBatiste_BeethovenBluesPR
<収録楽曲>
01.エリーゼのために-バティステ
02.交響曲第5番-ストンプ
03.月光ソナタ-ブルース
04.ダスクライト・ムーヴメント
05.交響曲第7番-エレジー
06.アメリカン・シンフォニーのテーマ
07.歓喜の歌
08.交響曲第5番-イン・コンゴ・スクウェア
09.ヴァルトシュタイン-ウォブル
10.ライフ・オブ・ルートヴィヒ
11.エリーゼのために-レヴェリー
ジョン・バティステ 関連リンク
公式サイト(日本):https://www.universal-music.co.jp/jon-batiste/
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フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。