『レディ・オア・ノット2(原題)』の製作が決定。
ハリウッドのエル・キャピタン劇場にて行われた映画『レディ・オア・ノット』の上映会にて、続編『Ready or Not 2(原題)』の製作決定が発表された。主演のサマラ・ウィーヴィングと映画製作チーム“レディオ・サイレンス”(マット・ベティネッリ=オルピン、タイラー・ジレット、チャド・ヴィレラ)が、サーチライト・ピクチャーズによる続編でシリーズに復帰するようだ。
前作『レディ・オア・ノット』では、サマラ・ウィーヴィング演じる新婦が、結婚式の夜に新郎一家の儀式に巻き込まれてしまう。儀式で「かくれんぼ」のカードを引いてしまった新婦は悪魔との契約に従い、命をかけたゲームに参加させられてしまった。出演者にはウィーヴィングのほか、アダム・ブロディ、ヘンリー・ツェニー、アンディ・マクダウェルも名を連ねた。
【予告編】『レディ・オア・ノット』
『レディ・オア・ノット』はわずか600万ドルの制作費で米国内興行収入2800万ドルを超えるヒットを記録。当時サーチライトにとって最も広く公開された作品となった(日本では劇場公開はされず、配信リリースとなった)。
続編の物語について詳細は明かされていないが、脚本は前作に引き続きガイ・ブシックとR.クリストファー・マーフィーが担当。製作にはトリップ・ヴィンソン、ブラッドリー・J・フィッシャー、ウィリアム・シェラック、ジェームズ・ヴァンダービルトらが再び参加し、ヴィレラとタラ・ファーニーが製作総指揮を務めるという。
レディオ・サイレンスは今作をきっかけにホラー映画業界に参入し、『スクリーム』(22年)『スクリームVI』(23年)で人気シリーズを再び盛り上げたことで知られるクリエイティブ・チーム。今年日本でも公開されたユニバーサル映画『アビゲイル』の物語もレディオ・サイレンスが手がけている。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。