シンディ・ローパーが、キャリアを締めくくるツアーで来日決定。
世界的なポップ・アイコンであるシンディ・ローパー(Cyndi Lauper)が、キャリアを締めくくるフェアウェル・ツアーを開催。日本でも大阪・東京で1公演ずつ行われることが発表された。
15回目となる単独ツアーは、2011年の東日本大震災の後などを含め、親日家として常に日本との絆を紡ぎ続けてきた彼女との時間を過ごせる最後の機会だ。
「愛してます(日本語)」から始まるメッセージ動画では、彼女のほぼ全キャリアの曲を歌うこと、草間彌生とのコラボレーションがあることなど、公演への期待を持たせる情報が語られている。
【動画】シンディ・ローパーのメッセージ動画
ジャパン・ツアー スケジュール
【大阪】
日時:4月19日(土)17:00開場/18:00開演
場所:Asueアリーナ大阪
主催:FM COCOLO/FM802
問い合わせ:ウドー音楽事務所 大阪支社(06-6341-4506 https://udo.jp/osaka)
【東京】
日時:4月22日(火)18:00開場/19:00開演
場所:日本武道館
主催:J-WAVE/TOKYO FM/interfm
問い合わせ:ウドー音楽事務所(03-3402-5999 https://udo.jp)
料金(各税込):S席 ¥20,000/A席 ¥19,000
※VIPパッケージの詳細およびチケット販売情報は後日発表
協力:ソニー・ミュージックレーベルズ
企画・招聘・制作:ウドー音楽事務所
公演ページURL:https://udo.jp/concert/CyndiLauper25
シンディ・ローパー(Cyndi Lauper)バイオグラフィ
1953年6月22日、米ニューヨーク生まれの歌手・俳優。陽気で活力あふれる個性的な歌声で人気を博し、弾けるポップスからロマンティックなバラードまで歌いこなす80年代女性エンタテイナー歌手として、印象深い成果を残したほか、俳優としても活躍。グラミー賞、エミー賞、トニー賞の受賞歴を持つ。
1978年にロック・バンド“ブルー・エンジェル”を結成し、80年にレコード・デビュー。続いて83年、フィラデルフィアのバンド“フーターズ”のバック・アップを受けてソロ・デビューを果たす。デビュー・アルバム『シーズ・ソー・アンユージュアル』は、アメリカだけで450 万枚、全世界では800万枚と大ヒットを記録した。1stシングルから4曲連続トップ5 入りした初の女性ソロ・アーティストとなり、映画『グーニーズ』のサントラにも参加。
2005年にPLEAG(同性愛者やその家族・友人を支援する米国の団体)の「Stay Close Campaign」に姉妹で初参加して以降、現在に至るまで女性、LGBTQ コミュニティ、およびHIV・エイズとともに生きる人々に対して支援活動を継続中。自身が設立した慈善団体(トゥルー・カラーズ・ユナイテッド)ではホームレスになってしまうLGBTQの若者をなくすべく活動を行なっているほか、2022年にも基金「Girls Just Want To Have Fundamental Rights Fund」を設立。女性の権利に対する支援活動を拡大している。
親日家として知られるシンディは、2011年の東日本大震災の際には多くの来日公演が中止となる中、日本ツアーを敢行。日本のファンを勇気づけた。さらに翌2012年、2015年、2019年にもツアーを行ったほか、2013年にはサマーソニック(夏の音楽フェス)にも参加している。
2024年に入ると欧米を回る最後のツアー「ザ・ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン・フェアウェル・ツアー」開催を発表。日本でもフェアウェル公演となるツアー開催が決定した。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。