ゼイン(ゼイン・マリク)が故リアム・ペインへの追悼文を掲載した。
ワン・ダイレクションの元メンバーであり、現在ソロアーティストとして活躍するゼイン(ゼイン・マリク)が自身のInstagramを更新、現地時間10月16日に31歳で急逝したリアム・ペインへの追悼文を掲載した。
「もっと君と話せたはず」
ゼインとリアムがくっついて居眠りしている写真を1枚目に添え、黒い背景に白文字で綴ったゼインの追悼文は、感謝を伝えられなかった後悔に始まる。
「リアム、僕は今、君に聞こえることを願いながら、声に出して君に話しかけている。身勝手にも、もっとたくさん君と話せる時間があったはずだと考えてしまうよ。人生の中で最も困難な時期に支えてくれたことについて、感謝を伝えることができなかった。17歳の僕がホームシックになっていたとき、君はいつもポジティブな視点と安心させる笑顔でそこにいてくれて、君は僕の友達であり、僕は愛されていると感じさせてくれた」と、ゼインはリアムの存在がいかに大きかったかを説明。
「何度か衝突もしたけど、僕は君をずっと尊敬していた」
続けてゼインは「君は僕よりも年下だったのに、いつだって僕よりもしっかりしていて、強い意志を持ち、誰かが間違っているときにはためらわずにそれをハッキリ伝えたね。それが理由で何度か衝突もしたけどさ(笑)、実はそんな君を僕はずっと尊敬していたんだよ」と、衝突しつつもリアムを尊敬していたことを明かした。
そして「音楽に関してだけど、リアム、君はあらゆる面において最も適性があった。僕は比べものにならないほどの未熟者で、まったくの未経験だったけど、君はすでにプロフェッショナルだったよ。ステージ上で何が起きても、君がいつも次に進むべき方向を示してくれたから安心できたよ」と、パフォーマンスにおいてもリアムを頼りにしていたことを語ったゼイン。
「君とのすべての思い出を、永遠に大切に心にしまっておくよ」
最後に「君が去ってしまって、僕は兄弟を失った。最後に君にハグして、ちゃんとお別れを言って、君を心から愛し尊敬していたと伝えられるなら、何でもしたい気持ちだ。君とのすべての思い出を、永遠に大切に心にしまっておくよ。今の気持ちを正確に表現できる言葉なんかないけど、『完膚なきまでに打ちひしがれている』としか言えない。君がどこにいても、平和で、愛されていると感じていると願っているよ」と悲しみと別れを表現すると、「愛してるよ、兄弟」と追悼文を締めくくった。
tvgrooveをフォロー!フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。