テイラー・スウィフトが恋人トラヴィス・ケルシーを仄めかす替え歌を行い、話題になった。
現地時間11月2日(土)、テイラー・スウィフトの「The Eras Tour」(ジ・エラズ・ツアー)公演がインディアナポリスのルーカス・オイル・スタジアムで行われた。この公演で歌われた「This Love」(『1989』に収録)と「The Prophecy」(『The Tortured Poets Department』に収録)のマッシュアップが、客席にいた恋人トラヴィス・ケルシーに向けて歌ったのではないかとファンの間で話題になっている。
Full video of Taylor performing The Prophecy x This Love as the first surprise song mashup remix for Indy N2! #IndyTSTheErasTour pic.twitter.com/goOPvXduTL
— Taylor Swift Updates (@SwiftNYC) November 3, 2024
「The Prophecy」(和訳すると「預言」)には「どうかお願い、誰に話せばいいのかな。あの預言をやり直してもらいたいんだ」との歌詞がある。テイラーが過去の恋愛の試みを虚しく振り返り、愛を見つけられるよう高次の存在に祈る姿が歌われている。
「This Love」は恋愛におけるを浮き沈みを歌ったバラード。しかしテイラーはその歌詞を少し変え、もともと「両手を広げてありのままに身を委ねるしかなくて、そしてこの愛は私のもとに戻ってきた」と歌っている部分を「両手を広げてありのままに身を委ねるしかなくて、そしたら預言(The Prophecy)が変更された」と歌った。
観客のファンたちは、このわずかな歌詞の変更に気付き、これケルシーがテイラーの恋愛観を変えたことを示しているのではないかと推測している。あるファンは「テイラーがトラヴィスの前で『The Prophecy』を歌っている…彼女はついに運命の人を見つけたから」とコメント。別のファンも「テイラーは、NFLシーズン中で忙しい時期でもいつも観客席で彼女を応援している誰かさんのために、『The Prophecy x This Love』を歌ってる」とそのロマンチックな変化を喜んだ。
taylor singing the prophecy with travis there …bc she’s now found her soulmate pic.twitter.com/NrWZ081tSt
— kristin (@fearlesskristn) November 3, 2024
テイラーはこれまでの「The Eras Tour」においても、「Karma」で「チーフスの男(※)」と替え歌をしたり、「Midnight Rain」のアウトロで「彼は私を思い出すことはない/テレビに私が映るときを除いて」と歌いながら軽くフットボールを投げるジェスチャーをしたりと、パフォーマンスの中でケルシーの存在を仄めかしており、その度にファンは大きな盛り上がりを見せている。
※トラヴィス・ケルシーはアメリカンフットボールチーム「カンザスシティ・チーフス」所属。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。