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“小生意気なミューズ”エイミーの中毒性ある魅力が爆発! 『ドゥーム・ジェネレーション デジタルリマスター版』よりローズ・マッゴーワンを映した場面写真が一挙解禁

©1995 UGC and the teen angst movie company FILMS/TV SERIES
©1995 UGC and the teen angst movie company

グレッグ・アラキ監督の代表的2作品が待望のデジタルリマスター版でリバイバル公開決定。11月8日(金)より『ドゥーム・ジェネレーション デジタルリマスター版』、11月15日(金)より『ノーウェア デジタルリマスター版』が渋谷ホワイトシネクイントほかにて全国順次公開となる。

サンダンス映画祭が今、再評価する才能!パンクで、カオスで、ロマンチックな若者たちの終末

異性愛を常識とする当時の概念や、それを支えてきた映画のあり方に対抗した90 年代の<ニュー・クィア・シネマ>ムーブメントを牽引し、インディカルチャーの旗手として知られるグレッグ・アラキの2作品が遂にデジタルリマスターされ、さらに、初公開当時そのストレートな性表現から止むなくカットされたシーンを含むディレクターズカットで劇場公開が決定した。

自身もゲイであることをオープンにし、一貫してティーンエイジャーを主人公にして同性愛者のリアルライフを描いてきたグレッグ・アラキ。そんな彼がプロデューサーからの「異性愛映画を撮ったら制作予算をあげよう」という提案に対し、彼なりの反骨精神あふれるパンクなやり方で、「表向きは“異性愛映画”としつつも、“史上最もクィアな異性愛映画”を作りたかった」と語る『ドゥーム・ジェネレーション』と、「最も野心的な作品」と本人も語る、まるでジェットコースターのようなスピード感で若者たちの<終末の日>の一夜を描いた『ノーウェア』。約30年前の作品とは思えないほど、今の私たちの感性を刺激する魅力とパワーを放つ衝撃の2作品だ。

『ドゥーム・ジェネレーション デジタルリマスター版』より、ヒロイン・エイミーの新規場面写真が一挙解禁

3人のティーンエイジャーの逃避行を、ブラック・ユーモアと価値観を揺るがす性表現 を交えながら大胆かつ独創的に描き、高い評価を得た『ドゥーム・ジェネレーション デジタルリマスター版』。本作の主人公エイミー・ブルーを演じたのは、ローズ・マッゴーワン

イタリアのフィレンツェで生まれ、幼い頃にシアトルに移住するまで家族と一緒に暮らしていたが、高校卒業後、彼女は俳優のキャリアを追求するためにロサンゼルスに移住。ポーリー・ショアやブレンダン・フレイザーと共演したヒットコメディ『原始のマン』(92年)で映画デビューした。その他いくつかのコマーシャル等に出演する中、グレッグ・アラキに発見され、『ドゥーム・ジェネレーション』のエイミー・ブルー役にキャスティングされた。

©1995 UGC and the teen angst movie company

©1995 UGC and the teen angst movie company

また同監督作の『ノーウェア デジタルリマスター版』(11月15日公開)にカメオ出演しているのも注目だ。その他にも、名作スラッシャー映画『スクリーム』(96年)での出演や、『プラネット・テラーin グラインドハウス』(07年)で主人公を演じたことでも有名。プライベートでも唯一無二の色気を纏う彼女は、ロック・ミュージシャンのマリリン・マンソンや、『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(96年)、『シン・シティ』シリーズの監督であるロバート・ロドリゲス監督と婚約していた過去もある。ハーヴェイ・ワインスタインからのセクハラ行為を告発しMeToo運動の代表的存在の1人で、映画『SHESAID/シー・セッド その名を暴け』(22年)でもその様子が描かれる。

エイミー・ブルーは、『パルプ・フィクション』のヒロインをも彷彿とさせるような、ボブに真っ赤なリップが印象的なルックス。サングラスにシックな黒いワンピース、「CHICAGO POLICE」とステッチされたオーバーサイズのアウターを羽織ったファッションスタイルもクールだ。小生意気でありながらもピュアな愛らしさも兼ね備えた、エイミーの溢れんばかりの魅力は、逃避行中にさまざまなトラブルを誘発してしまう…。

©1995 UGC and the teen angst movie company

©1995 UGC and the teen angst movie company

今回解禁となった場面写真は、魅惑的なエイミーをとらえた場面写真4点。逃避行中に立ち寄るモーテルでのカットでは、真っ赤な部屋で視線を落とす場面や、市松模様の部屋のベッドの上で恋人のジョーダンを待つ姿も。それに加えて、車の中で煙草をふかすエイミーが解禁となった。アップのカットでも表情が読みきれない彼女だが、実は観客の想像を凌駕するトラブルに巻き込まれていた…。

©1995 UGC and the teen angst movie company

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鬼才グレッグ・アラキによる“若者の終末”を描いた『ドゥーム・ジェネレーション』『ノーウェア』が新たにデジタルリマスターされ、さらに、初公開当時にはそのストレートな性表現などからやむ無くカットされたシーンも含まれたディレクターズカット版で劇場公開!ナイン・インチ・ネイルズ、スロウダイブ、ジーザス&メリー・チェイン、コクトー・ツインズ、エイフェックス・ツイン、ザ・ヴァーヴなど、音楽ファンが歓喜すること間違いナシの錚々たるアーティストが名を連ねている劇中楽曲も、ぜひ映画館でご堪能いただきたい。

©1995 UGC and the teen angst movie company

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作品情報

『ドゥーム・ジェネレーション デジタルリマスター版』

<STORY>
若いカップルジョーダンとエイミー、そこに加わった流れ者グザヴィエの、サイコや変人が溢れるアメリカを巡る悪夢のような逃避行。行方知らずの旅を続けるうち、エイミー、ジョーダン、グザヴィエの三角関係にだんだんと変化が起きていく。

監督・脚本・編集:グレッグ・アラキ
出演:ローズ・マッゴーワン、ジェームズ・デュバル、ジョナサン・シェック
製作:グレッグ・アラキ、ニコル・アルビブ、アンドレア・スパーリング
1995年|アメリカ・フランス|カラー|ビスタ|5.1ch|英語|84分|日本語字幕:佐藤南|原題:The Doom Generation|映倫区分:R-15+
©1995 UGC and the teen angst movie company
配給:パルコ
宣伝:パルコ、SUNDAE

『ノーウェア デジタルリマスター版』

<STORY>
18歳の青年ダークは、恋人メルが自分だけを愛してくれないことに不満をためている。周りの友人達も皆それぞれの愛を求める中、謎のエイリアンが街に出現し次々と異変が起きる。色鮮やかな街で目紛しく過ぎるダークと友人たちの一日は、一体どんな“終末”を迎えるのか。

監督・脚本・編集:グレッグ・アラキ
出演:ジェームズ・デュバル、レイチェル・トゥルー、ネイザン・ベクストン、キアラ・マストロヤンニ、デビ―・マザールほか
製作:グレッグ・アラキ、ニコル・アルビブほか
1997年|アメリカ・フランス|カラー|ビスタ|英語|5.1ch|83分|日本語字幕:長 夏実|原題:Nowhere|映倫区分:R-15+
©1997. all rights reserved. kill.
配給:パルコ
宣伝:パルコ、SUNDAE

関連リンク

公式サイト:greggaraki-movie.com
X:@greggarakimovie
Instagram:@parcomovie

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