著書「人生がときめく片づけの魔法」が世界40ヵ国以上で翻訳され1100万部を突破する大ベストセラーに。さらにNETFLIXで番組配信をスタートさせたことにより、またたく間にその名前が世界的に知れ渡ることになった「こんまり」こと近藤麻理恵さん。しかし彼女の片付け術の一つであるシャツのたたみ方は、元は自分の開発した技だと主張する人物があらわれた。
近藤麻理恵さんは、NETFLIXにて配信の「KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~」シリーズに出演。この番組では近藤さんがアメリカ人家族の家を訪問し、「こんまりメソッド」を使い彼らの家を整理して片付けるのを手伝うといった内容。また「ときめき」というフレーズを「スパーク・ジョイ」と訳し、このフレーズもアメリカで人気となった。
そんな近藤さんに対し、「ビバリーヒルズの片付け屋」の名を持つリンダ・クーパースミスさんは、近藤さんがテレビで披露しているテクニックは自分が何年も前に開発したものだと主張。今回話しているテクニックとは、収納しやすくするため、シャツや洋服をタンスに縦に入れるのだが、そのためのたたみ方テクニックだ。
TMZが取材した際、リンダさんは「近藤さんがやっている洋服のたたみ術は、私が90年代にテレビで何度も披露したし、2005年にわたしが出版した本『Beverly Hills Organizer’s Home Organizing Bible』にも書いた。2008年にはYouTubeにもアップしました」と強く主張している。
しかし記者が「こんまりを訴える?」と聞くと、「そのつもりはありません」と回答。「私はただみなさんに事実を知ってほしいだけなんです。心の中で静かに叫んでいたので」と、近藤さんに法的措置を取るつもりはないと宣言。「謝罪もいらないけど、ただ人がやったことを“自分のもの”というのはやめてほしい」とコメントした。
リンダさんは過去にジェニファー・ロペスやクロエ・カーダシアンなどのセレブに対しても、片付けのコンサルティングをしたという。
彼女の言う通り2009年に投稿されたYouTubeのビデオでは、こんまりメソッドとほぼ同じシャツのたたみ方を紹介している。
近藤さんのたたみ方
近藤さんは一度一般の会社に就職した後、2009年に退職。その後2010年に「人生がときめく片付けの魔法」を出版し、これが世界的に大ヒット。「片付けコンサルタント」として一躍有名になった。
たしかに「片付けコンサルタント」としては「先輩」であるリンダさんだが、彼女が主張するようにテクニックの盗用があったのかどうかについては、現在のところは明らかではない。
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