New Hope Clubにインタビュー!
メンバーのリース・ビビィ、ブレイク・リチャードソン、ジョージ・スミス、3人のメンバー全員がソングライター、ボーカル、複数の楽器を演奏し、さらにビジュアル面でも人気を我がものとしているポップ・バンド、ニュー・ホープ・クラブ(New Hope Club)。
9月から11月にかけて新曲を次々にリリースし、11月22日には最新曲「Stars」がリリースとなった彼らに、今回はオンラインインタビューを行った。(取材・文:ヨダセア)
- ニュー・ホープ・クラブ インタビュー
- 去年は来日してくださいましたね!日本でのパフォーマンスや、日本のファンとの再交流はいかがでしたか。
- ブレイクさんがアタッシュケースの中でお寿司を食べている動画がありましたね、見ましたが。前回の来日で印象に残った経験はありますか?
- 日本でお気に入りの場所や食べ物は何か見つかりましたか。
- 最新曲「Stars」、聴かせていただきました。
- もちろん大好きでしたよ!アコースティックサウンドとエレクトロニックサウンドがが心地良く織り交ぜられたサウンドがとても心地よくて…コンサート会場でこの曲が響き渡るのが楽しみです。
- 最新曲「Swimming with Sharks」が10月にリリースされましたね。ミュージック・ビデオではみなさんひどいケガをしていて驚きました。撮影について思い出深いエピソードはありますか。
- ギターは大丈夫でしたか…?
- 9月には「Trouble In Paradise」をリリースしましたね。この曲についてはどのような思いがありますか。
- 10月にはブレイクさんがポール・マッカートニーを演じた『Midas Man(原題)』もイギリスで公開されましたね。ブレイクさん、初めての映画出演はいかがでしたか。
- リースさんとジョージさんはもう映画は観られましたか。映画やブレイクの演技について、感想をシェアしていただけますか。(その映画が日本でも観られる日を楽しみにしています。)
- New Hope Club結成からそろそろ10年になりますね!ここまで振り返ってみていかがですか。
- 今後のご活躍も楽しみにしております!最後におひとりずつ、日本のファンへのメッセージをお願いいたします!
ニュー・ホープ・クラブ インタビュー
去年は来日してくださいましたね!日本でのパフォーマンスや、日本のファンとの再交流はいかがでしたか。
ジョージ・スミス(以下、ジョージ):すばらしい時間だったよ!日本のファンコミュニティは最高だね。たくさんのファンが来てくれて、言語の障壁も飛び越えて一緒に歌ってくれたし、どの曲も知ってくれていることも伝わったよ。オンラインで応援してくれて、よくコメントをくれているのも目にしているよ。「日本にまた来て!」って声も多いね。ツアーでまた日本を訪れて、またみんなと一緒に歌って、さらにすばらしい時間を過ごせたら嬉しいな。
ブレイクさんがアタッシュケースの中でお寿司を食べている動画がありましたね、見ましたが。前回の来日で印象に残った経験はありますか?
ブレイク・リチャードソン(以下、ブレイク):寿司は大好きだよ!僕らのお気に入りの料理だ。一時期住んでいたカリフォルニアには嬉しいことにいい寿司屋さんがあったんだけど、日本の寿司は別格だね。また日本に行って寿司を食べるのが楽しみだよ。
日本でお気に入りの場所や食べ物は何か見つかりましたか。
リース・ビビィ(以下、リース):お気に入りの場所ね!みんな、あれどこだっけ?ゴー…
ジョージ:“GOLDEN GAI”(ゴールデン街)じゃない?いいバーがあったよね。
リース:そうだ。あと渋谷で時間を過ごすのも楽しかったな。東京バージョンのタイムズスクエアみたいだよね。でもまだ時間が足りなくて行かれてない場所もたくさんあるはず。日本に行く時はクールな場所を教えてほしいな。
最新曲「Stars」、聴かせていただきました。
ジョージ:気に入ってくれた?気に入ってくれた?ひどい曲だなんて言わないよね?(笑)
もちろん大好きでしたよ!アコースティックサウンドとエレクトロニックサウンドがが心地良く織り交ぜられたサウンドがとても心地よくて…コンサート会場でこの曲が響き渡るのが楽しみです。
ジョージ:ありがとう、よかったよ(笑)この曲の歌詞を書いたのは4年くらい前だったんだ。愛を感じることって、ひとつの輝く光を見つけるような感覚だと思うんだよね。金色とかに輝く光はすごい力を持っていて、ウロウロする僕らに行く先を示してくれるんだ。それと同時に、黙々と水面下で計画を練っている僕らの、ここから始まる新たな展開を“見ていてね”という気持ちも込めている。
ジョージ:ファンのみんなが聞いてくれて、みんなの前で披露するのが楽しみだよ。みんなにも楽しんでもらえると思う。来年もNew Hope Clubは一生懸命仕事に取り組んで、音楽を奏でるだけでなくたくさんのいい曲を作ってみんなに届けていこうと思うから、黙々と作業を進めるよ。今後を想像するとワクワクするね。
最新曲「Swimming with Sharks」が10月にリリースされましたね。ミュージック・ビデオではみなさんひどいケガをしていて驚きました。撮影について思い出深いエピソードはありますか。
リース:ケガは歌詞のとおり、恋における試練の痛みをメタファーとして表している。すばらしいミュージック・ビデオを撮影してもらえて嬉しいよ。でも思い出といえば、屋上での撮影だったのに雨が降ってきたんだよね。動画を見てもらうと、僕らの顔に焦りが見えたりすると思うんだけど、あれは雨のせいで本当にパニックになってるんだよ(笑)エレキギターが濡れちゃうと思ったりもしてね。
ギターは大丈夫でしたか…?
ジョージ:うん、なんとかね(笑)
9月には「Trouble In Paradise」をリリースしましたね。この曲についてはどのような思いがありますか。
ブレイク:タイトルにも“Paradise”(楽園)って入っているとおり、時に何もかもがうまくいっているように見えて、そんな状況を「楽園だ!」って思うこともあるけど、気づけば色々とまずいことになっていることもあるってことを歌った曲だよ。人間関係にも言えることだよね。
リース:「これはすごいことになるぞ!全部うまく行く!」って思ったのに、フタを開けてみたら思ってた状況と違うってこと、あるよね。
ブレイク:たとえば「ゴージャスな料理かと思って食べてみたら生の鶏肉じゃないか!」みたいなさ。トイレで大惨事だよ(笑)
10月にはブレイクさんがポール・マッカートニーを演じた『Midas Man(原題)』もイギリスで公開されましたね。ブレイクさん、初めての映画出演はいかがでしたか。
ブレイク:最高にイケてる数週間を過ごさせてもらえたよ。リバプールでのプレミアとかね。みんなの反響も圧倒されるほど嬉しいものだった。キャリアの中でも特別な一歩となったし、今後にむけた一歩だと思うよ。この作品は僕や製作陣みんなにとっての誇りだ。ブライアン(・エプスタイン)(※)も誇りに思ってくれるといいな。
※『Midas Man』はザ・ビートルズのマネージャーとして知られた実業家ブライアン・エプスタイン(1934〜1967年)の伝記映画。
リースさんとジョージさんはもう映画は観られましたか。映画やブレイクの演技について、感想をシェアしていただけますか。(その映画が日本でも観られる日を楽しみにしています。)
ジョージ:1月に一緒に観たね。正直言って、ブレイクはすごくよかったよ。スクリーンに最初に映った彼を見てまずは「おお!ブレイクだ!ポールを演じてるぞ!」って思ったんだけど、5分経ったらもう僕にとって、画面の彼はブレイクではなく、ポールだったんだ。でも(ザ・ビートルズの)ドラムスのリンゴ・スターが登場すると、ポール役だとはわかった上でまた「ブレイクがリンゴと共演してるぞ」って思ったりもしたな。何にせよ本当に楽しませてもらったよ。ブレイクはすごかった。
リース:ブレイクのことが本当に誇らしいよ。この作品にかかわった全員のこともね。映画はすばらしかった。早く日本でも観てもらえるといいけど。
New Hope Club結成からそろそろ10年になりますね!ここまで振り返ってみていかがですか。
リース:振り返ってみても、いい思い出ばかりだよ。世界中を飛び回って、すばらしいコンサートをたくさんやって、曲もたくさんリリースして、みんなで一緒に成長してきた。本当に嬉しいことだし、すばらしいファンの皆さんもいて幸運だと思うよ。何より3人でこの旅路を一緒に歩めたことが幸せだ。
ブレイク:Oh…(感動した様子の笑顔)
今後のご活躍も楽しみにしております!最後におひとりずつ、日本のファンへのメッセージをお願いいたします!
ジョージ:ハロー!日本の全ファンの皆さん!心より愛しているよ。継続的な応援をありがとう。またすぐ公演で会おうね。ビッグキス!
ブレイク:まずはやっぱり感謝だよ。日本に行くたびに、日本の皆さんの優しさに心を奪われ、恋に落ちてしまうんだ。新曲と一緒にまた日本を訪れて、僕らの新章を見てもらえる時が待ち遠しいな。みんな、これからも応援よろしくね!絶対日本に戻るよ!
リース:「(日本語で)こんにちは」日本のみんな!いつも応援ありがとう。「(日本語で)大好き!」みんな愛してるよ!またすぐ会おう!
(インタビュー以上/取材・文:ヨダセア)
ニュー・ホープ・クラブ最新曲「Stars」は好評配信中。
試聴リンク:https://www.universal-music.co.jp/new-hope-club/products/00050087563127/
日本公式サイト:https://www.universal-music.co.jp/new-hope-club/
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。