ディズニーが、2026年12月18日に公開予定だった未発表の『スター・ウォーズ』映画を公開スケジュールから削除し、代わりに『アイス・エイジ6』をその日に公開予定であると発表した。
新たな『スター・ウォーズ』映画がスケジュールからカット
このプロジェクトが具体的に何であったかは確認されていないが、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019年)以降の物語をレイ(デイジー・リドリー)を主人公に描く新たな『スター・ウォーズ』映画をシャルミーン・オベイド=チノイ監督が手がけることが以前発表されていた。ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディは昨年の「スター・ウォーズ・セレブレーション」で、新作はレイが新たなジェダイの秩序を築く物語であると述べていたが、今作は今年初めに脚本家スティーヴン・ナイトが降板したことで進行が滞っていた。
次の『スター・ウォーズ』映画は、ジョン・ファブロー監督による『マンダロリアン&グローグー(原題)』(2026年5月公開予定)。そして2027年12月17日には別の未発表の『スター・ウォーズ』映画がスケジュールに残っている。さらに先週ルーカスフィルムは、サイモン・キンバーグ(「X-MEN」シリーズ)がキャスリーン・ケネディと共に新たな三部作を執筆・制作することを発表している。
一方、消えた『スター・ウォーズ』作品の位置には、ディズニーと20世紀アニメーションは『アイス・エイジ6』が製作中であることを発表。この作品にはシリーズの声優陣であるレイ・ロマノ、ジョン・レグイザモ、クイーン・ラティファ、デニス・リアリー、サイモン・ペッグが続投する予定だそうだ。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。