『あと1センチの恋』のリバイバル上映が決定。
偶然だった一度きりのキス、記憶の掛け違い、誤解、ライバル、読まれることのなかったラブレター…。運命に翻弄され、すれ違い続ける幼馴染の12年間を描く人気恋愛映画『あと1センチの恋』が、公開10周年を記念してリバイバル上映されることが決定した。
2014年12月当時は、公開されるやいなや各回満席、立ち見が続出したという今作。「近すぎて伝えられない」、かけがえのない親友を失いたくなくて好意を伝えられない主人公の気持ちに共感した女子たちが火付け役となり、公開後全国に拡大公開される大ヒットを記録した。
原作「愛と虹の向こうに」は、「P.S.アイラヴユー」で鮮烈なデビューを飾ったセシリア・アハーンの2作目。今作はイギリス、アイルランドでベストセラーとなった。主人公ロージーを演じるのは、Netflixシリーズ「エミリー、パリへ行く」でも人気のリリー・コリンズ。ロージーの幼馴染・アレックス役は『世界一キライなあなたに』のサム・クラフリンだ。
今回の10周年記念上映では、新宿武蔵野館を始め全国5館に、公開日からちょうど10年となる12月13日(金)~12月19日(木)の1週間限定でスクリーンに帰ってくる。
『あと1センチの恋』公開10周年記念上映 概要
期間:12月13日(金)~12月19日(木)
上映劇場:新宿武蔵野館、シネマカリテ、なんばパークスシネマ、MOVIX京都、センチュリーシネマ
※詳細は各劇場ホームページをご覧ください。
作品情報
<STORY>
いつでも“好き”って言えたのに。これは誰もが経験したことのある、もどかしい恋のかたち。
ロージー(リリー・コリンズ)とアレックス(サム・クラフリン)は6歳からの幼なじみで、ずっと一緒に青春を過ごしてきた友達以上、恋人未満の間柄。くだらない話も夢の話も恋の話も、なんでも2人は共有してきた。そして二人の夢は、この小さなイギリスの田舎町を離れ、アメリカのボストンにある大学へ一緒に進学すること。ところが、ある日ロージーがクラスで人気の男の子と一夜を共にし、妊娠してしまう。2人は再会を誓い、ロージーは地元に残り、アレックスをボストンの大学へと送り出す。お互いを想いながら言葉にできないままに…。
初めて別々の人生を歩むことになる2人。記憶の掛け違い、誤解、恋のライバル、読まれることのなかったラブレター、運命のいたずらに翻弄され、12年間も2人は近づいては離れていくが…。
タイトル:『あと1センチの恋』
監督:クリスチャン・ディッター
脚本:ジュリエット・トウィディ
原作:「愛は虹の向こうに」セシリア・アハーン著(「P.S.アイラヴユー」)
出演:リリー・コリンズ、サム・クラフリンほか
配給:ハピネットファントム・スタジオ
2014年|ドイツ・イギリス|カラー|103分|DCP
©2014 CONSTANTIN FILM PRODUKTION GMBH
配給・宣伝お問い合わせ:ハピネットファントム・スタジオ(TEL:03-6862-0361)
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。