アン・ハサウェイ主演の映画「The Witches(原題)」の撮影現場で、撮影スタッフが刺されるという事件が発生した。
「The Witches(原題)」は、英児童文学作家ロアルド・ダールの名作「魔女がいっぱい」を原作とした作品。7歳の少年が偶然子ども嫌いな魔女たちの集会に出くわしてしまうという物語だ。
同作では、ヒット作「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「フォレスト・ガンプ/一期一会」などで知られるロバート・ゼメキス監督がメガホンをとっている。また、プロデューサーは「パシフィック・リム」のギレルモ・デル・トロ監督、今年のアカデミー賞でノミネートされた「ROMA/ローマ」アルフォンソ・キュアロン監督などそうそうたる顔ぶれだ。
そんな多くの人々に期待されている作品の撮影現場で、驚くべき事件が起こった。英・ロンドン郊外リーブズデンにあるワーナー・ブラザーズのスタジオでクルーの一人が刺されたのだ。
この撮影スタジオは、世界的ヒットを記録した映画「ハリー・ポッター」シリーズが撮影された場所の近く。まさかそんな場所で人が刺される事件が発生するなど、誰も思いもしなかったであろう。
地元警察の発表によると、被害者は現在入院中で加害者はすでに逮捕されている。お互い初対面ではなく、面識があるという。
警察の広報によると、「午後12:35頃(6月19日(水))、リーブズデンにあるワーナー・ブラザーズの撮影スタジオから通報がありました」「一人の男性が首にけがをしており、救急車で病院に運ばれました」「そして54歳の男性が、重傷の怪我をあたえた容疑で逮捕され、現在警察に拘束されています」と伝えられている。
何がきっかけでトラブルになってしまったかは明らかになっていない。いずれにせよ、被害者が一日でも早い回復をするのを祈るばかりだ。
映画「The Witches(原題)」は、2020年10月16日アメリカなどで公開予定。(日本は未定)
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