ポップスターのエルトン・ジョン(77)が、視力を失ったために自身が音楽を手掛けた舞台を観ることができなかったと告白した。
現地時間12月1日(日)の夜、舞台「プラダを着た悪魔:ザ・ミュージカル」のガラ公演が行われた。アナ・ウィンター、リリー・コリンズ、ドナテラ・ヴェルサーチを含む多くの著名人が参加したこの華やかなイベントで、今作を手がけたエルトン・ジョンは「視力を失い、公演を見ることはできませんでしたが、音楽を聴いて楽しむことができました」と語り、視力を失ったことを公に語った。(“視力を失った”との発言が完全な失明を指すのか“ほとんど見えない”のかは不明。)
エルトンは7月に右目に感染症を患って以来、視力に苦しんでいる。正確な病状は不明だが、彼は11月にABCニュースの「グッド・モーニング・アメリカ」において、“南フランスで感染症にかかった”と語り、「視力を失ってから4か月が経ちますが、左目もあまり良くありません」と明かしていた。
BBCのレッドカーペットインタビューで、アナ・ウィンターはエルトンを支援できることを楽しみにしていると述べ、今回のミュージカルを「楽しい」ものであると評していた。
tvgrooveをフォロー!
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。