『モアナと伝説の海2』より、楽曲パートの本編映像が続々解禁。
全米で映画史上歴代No.1の5日間オープニング記録を樹立する快挙を達成し大ヒット中のディズニー最新作『モアナと伝説の海2』が、12月6日(金)より日本公開。今作より、新たな楽曲が披露される日本語吹替版の本編映像が続々解禁となっている。
パワフルでソウルフルな歌声に心が躍る劇中歌「迷え!」
まずはコウモリを従えるミステリアスな新キャラクター・マタンギによる「迷え!」。
【動画】『モアナと伝説の海2』本編映像「迷え!」
マタンギはモアナを惑わすような言葉を力強い歌にのせ、「道を見つけようと思うなら、あえて迷え」と助言。彼女は船に乗ったモアナの周りをコウモリたちを携えて軽やかに飛び回る。観ている側もまるで飛んでいるかのような錯覚に陥るスピード感あふれる映像表現にも心が躍る。
そして、モアナに「とんでもないアドバイス」だと言い返されてもどこ吹く風でさらに言葉を連ねるマタンギは、実は今作においてモアナに大きな影響を与える存在。使命を背負い冒険に出たモアナにとって、マタンギの言葉がいずれ大きな意味を持つことになるのだ。
圧倒的な歌唱力でミュージカルや舞台を中心に活躍するソニンが「全力で臨んたけどすごく難しかった」(声優解禁時コメントより)という「迷え!」だが、解禁する本編映像でソニンはパワフルでソウルフルな歌声を披露している。
マウイがモアナを元気づける「できるさ!チーフー!」
そして、前作『モアナと伝説の海』に続いて登場となるマウイの楽曲、「できるさ!チーフー!」。
【動画】『モアナと伝説の海2』本編映像「できるさ!チーフー!」
この楽曲は、新たな責任を抱え、幾度となく直面する困難にくじけそうになるモアナを一番の相棒であるマウイが励ますパワフルなナンバーだ。
マウイは巨大な釣り針を大きく振り回しながら「おまえだけが創れるヒストリー」「これは運命」と、モアナの進むべき道を示し、前向きで力強い言葉を投げかけ、前作の「俺のおかげさ」同様ラップ調で力強く歌い上げる。「できるか やれるか チーフー!」とマウイらしさ全開で励ます姿と、これぞディズニー・ミュージカルといったアニメーション演出にも注目だ。
この楽曲を歌いあげたマウイ役の尾上松也は、「(前作の)『俺のおかげさ』は自分を自慢する歌だったのですが、今回はモアナの背中を押すような歌になっています。歌詞の中でもモアナに言っているのですが、とにかく自分の道を切り開け、頑張れという歌詞ですので、悩んでいる方など、なにかに挑戦したいけど踏み出せない方に聞いていただいて、ぜひ勇気をもって飛び出せるきっかけになる歌になったら嬉しいです」と語り、作品を飛び越えて力強い勇気を与えてくれる本楽曲に太鼓判を押している。
そして前作『モアナと伝説の海』から使用されている1曲を除く全楽曲の日本語訳詞を担当したDiggy-MO’は、「できるさ!チーフー!」について「インパクト大です!大胆なキャラクターの演出とともに、作品全体の雰囲気を独創的に煽ってくるのでグイグイ気持ちが巻かれていく曲ですね」と話し、「物語全体の中での機能美を考えた場合、作り込んでいく『詩的な』『音楽的な』マニアックなこだわり以外に、老若男女、幅広い層の方たちにも“ナチュラルに親しんでいただけるようなものづくり”というのも、自分の念頭にかなり大きな割り合いであったので、そういった塩梅を探っていくのも興味深く、すべての過程の中でとても勉強になりました」と訳詞制作の秘話を明かしている。
新たな名曲たちに彩られた『モアナと伝説の海2』は12月6日(金)より公開。
作品情報
タイトル:『モアナと伝説の海2』
原題:Moana2
全米公開日:11月27日
日本公開日:12月6日
監督:デイブ・デリック・ジュニア、ジェイソン・ハンド、デイナ・ルドゥー・ミラー
音楽:アビゲイル・バーロウ&エミリー・ベアー、オペタイア・フォアイ、マーク・マンシーナ
日本版声優:屋比久知奈(モアナ)、尾上松也(マウイ)、小関裕太(モニ)、鈴木梨央(ロト)、山路和弘(ケレ)、ソニン(マタンギ)
© 2024 Disney. All Rights Reserved.
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。