現在公開中の大ヒット映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」が、削除シーンなどを加えて再び公開されるようだ。
「アイアンマン」(2008)から始まったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)。それから「マイティ・ソー」、「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」、「アベンジャーズ」など様々な作品が公開されてきた。その約10年の集大成と言える「アベンジャーズ/エンドゲーム」は、4月26日に公開されるやいなや、今までの映画史の記録を塗り替える快進撃を続けている。
そんなモンスター級の大ヒット作である本作が、これまでカットされていたシーンなど追加映像を加えて再び公開されることが明らかになった。米ディズニーは正式に発表していないが、Screen RantやComicbook.comの海外メディアが報じている。
このバージョンは本編に直接映像が加えられるわけではなく、クレジットの後に新たな映像が増える形で公開されるという。「これはエクステンデッド版ではないけれど、映画の最後の方に少し映像が加わることになるよ」とマーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギがScreen Rantに明かしている。
「もし最後まで映画を見てくれたら、クレジットの後にカットされたシーンとかトリビュートシーン、ちょっとしたサプライズもあるよ」と、ファイギ社長が映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」(6月28日公開)のロンドンでのプロモーションで認めたとのこと。
この再公開には、ある理由があると考えられている。全世界興行収入ランキングでは、ジェームズ・キャメロン監督作品「アバター」(2009)が不動の1位に付けている。現在「アベンジャーズ/エンドゲーム」は一つ下の2位。再公開することで興行収入を増やし、「アバター」を超えようと思索しているとの見方もあるようだ。
なお、再公開はアメリカで6月28日よりスタートするそうだが、日本でも行われるかは明らかになっていない。
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