『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』が2025年12月19日(金)に日米同時公開決定。
ウォルト・ディズニー・ジャパン(株)が、『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』を2025年12月19日(金)に日米同時公開することを発表した。同作は、映画史に輝く『アバター』シリーズの最新作であり、ジェームズ・キャメロン監督が手掛ける第3弾となる。
「アバター」第3弾、邦題と公開日、コンセプトアートが解禁
『アバター』(2009年)は全世界歴代興行収入ランキングで第1位(29億2370万6026ドル/約4505億円)を記録し、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022年)は同ランキング第3位(23億2025万281ドル/約3575億円)にランクインするなど、映画界に歴史を刻んだシリーズだ。そして今回、その第3弾となる『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(原題:Avatar: Fire and Ash)が、2025年12月19日(金)に日米同時公開されることが決定。同時に邦題も正式に発表され、日本版ロゴと5種類のコンセプトアートも一挙解禁となった。
※数字はBoxOfficeMojo参照、1ドル=154円換算、12月17日現在
新たな世界観を垣間見る5種類のコンセプトアート
今回公開されたコンセプトアートには、ナヴィたちが登場する新たな舞台やキャラクターが描かれている。夕陽に浮かぶ気球型の乗り物や、前作にも登場した巨大生物“トゥルクン”が集うシーンなど、シリーズならではの幻想的な世界観が鮮やかに表現されている。また、新たに登場する生物や、謎のナヴィの部族と思しき集落も描かれており、物語の新展開を予感させる。
特に注目を集めるのは、ナヴィの戦士たちが乗りこなす新種の生物や、部族に捕らえられたナヴィの姿が映し出された一枚。ジェイク・サリーの家族や先住民ナヴィに待ち受ける新たな試練がどのように描かれるのか、続報に期待が高まる。
映画の未来を切り開くジェームズ・キャメロン監督
『アバター』シリーズは、3D映像技術を革新したジェームズ・キャメロン監督の手により、人類史上最高の映像体験を提供してきた。第2作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』では、前作を凌駕する高解像度映像とハイ・フレーム・レートを実現し、美しい海洋世界を劇場に描き出した。本作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』では、さらに進化した技術と共に、シリーズを通じて描かれる感動的な物語が期待される。
監督のキャメロンは、2024年にアメリカ・カリフォルニア州アナハイムで開催された「D23 The ULTIMATE Disney FAN EVENT」に登場し、新作に込めた思いを語った。「このイベントのために、ニュージーランドからはるばる飛んできましたが、来た甲斐がありました。18年以上もの時間をかけてパンドラの世界を描いた『アバター』シリーズ最新作にして3作目を皆様にお披露目する事ができて、とても嬉しいです。毎日VFXから届く映像を見て、クリスマスの朝が来たかのような喜びを感じています。キャラクター達はとても生き生きとして、本物のように感じ、この新しい冒険は美しいだけではなく、本作では新たな挑戦がありました。新しいキャラクターや、設定、生命体、いままでパンドラでは見たことのないものも出てきますので、きっと気に入って頂けると思います。最新作は皆さんが期待している以上の作品であることを約束します」との言葉からも、作品への自信と意欲が伝わってくる。
映画の頂点を極め続ける『アバター』シリーズ。その最新作がどのような没入体験と感動を届けるのか、2025年12月19日の公開を待ちたい。
作品情報
監督・製作・脚本:ジェームズ・キャメロン
製作:ジョン・ランドー
出演:サム・ワ―シントン、ゾーイ・サルダナ ほか
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フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。