『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』ロンドンプレミアにトム・クルーズが現れた。
名匠ジェームズ・マンゴールド監督が手がける最新作『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』が、2025年2月28日(金)より全国公開される。本作では、ハリウッド新世代を代表する俳優ティモシー・シャラメが若き日のボブ・ディランを熱演。さらに、エドワード・ノートンやエル・ファニングといった豪華キャストが名を連ね、2025年の映画界を賑わせる一作として大きな注目を集めている。
ボブ・ディランの伝説の幕開けを描く注目作
物語の舞台は1960年代初頭のニューヨーク。ミネソタ出身の無名ミュージシャン、ボブ・ディランが19歳でスターダムに駆け上がり、音楽史に名を刻むまでを描く。監督を務めるジェームズ・マンゴールドは、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』や『フォードvsフェラーリ』といった傑作を手がけてきた名匠だ。彼が描き出すディランの栄光と苦悩、そして伝説の原点がスクリーンを彩る。
主演のティモシー・シャラメは、劇中で全ての歌唱シーンを自身の声で披露。ディラン特有の鼻声まで再現したそのパフォーマンスが世界中で絶賛されている。ボブ・ディラン本人も「ティモシーは素晴らしい俳優だ。私を真実味をもって演じてくれるだろう」とSNSで賛辞を送った。
ロンドンプレミアにトム・クルーズが登場
12月17日(火)(現地時間)に行われたロンドンプレミアには、ハリウッドスターのトム・クルーズが登場。モニカ・バルバロ(本作でジョーン・バエズを演じた)とは『トップガン マーヴェリック』で共演経験があり、さらにジェームズ・マンゴールド監督とは『ナイト&デイ』でタッグを組んだ間柄だ。
クルーズは、かつて『バニラ・スカイ』の中でボブ・ディランのアルバムジャケットを再現した経験も持つ。今回、ボブ・ディラン役の“先輩”としてティモシー・シャラメに熱いエールを送り、プレミア会場を沸かせた。
20世紀最大のカリスマが蘇る
60年以上にわたり音楽界に革命をもたらしてきたボブ・ディラン。彼の功績はノーベル文学賞やピュリツァー賞特別賞をはじめ、数々の栄誉に輝く。今なお現役で活動を続ける“生きる伝説”を題材に、シャラメとマンゴールド監督が挑んだ本作『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は、ディランの偉大な足跡と若き日の葛藤をリアルに描き出す。
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は2025年2月28日(金)より全国公開予定。音楽史に新たなページを刻むこの作品に注目が集まっている。
作品情報
原題:A COMPLETE UNKNOWN
北米公開:2024年12月25日
日本公開:2025年2月28日(金)全国公開
監督:ジェームズ・マンゴールド『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』『フォード vs フェラーリ』
出演:ティモシー・シャラメ、エドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルック、ダン・フォグラー、ノーバート・レオ・バッツ、スクート・マクネイリー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2024 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.
公式サイト:https://www.searchlightpictures.jp/movies/acompleteunknown
Facebook:https://www.facebook.com/SearchlightJPN/
X:https://twitter.com/SearchlightJPN
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。