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サブリナ・カーペンター、まさかの下ネタで新年の抱負…「言葉遊びが天才的」秀逸すぎてファン爆笑

サブリナ・カーペンター NEWS
サブリナ・カーペンター(Kathy Hutchins / Shutterstock.com)

サブリナ・カーペンターが新年をいきなり下ネタでスタート。その出来がすばらしいとファンは大喜びしている。

サブリナ・カーペンターは1月2日、自身のインスタグラムで新年の抱負を公開した。彼女はスキーリゾートにて撮影された写真を投稿し、そのキャプションに次のように書いた。

new year’s resolution no more dick jokes it’s gonna be really hard

 

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そのまま訳すと

新年の抱負:もう下ネタは言わない。でも、すごく難しいと思う

となるが、じつはこの文は英語のダブルミーニング(言葉に2つの意味を持たせる技法)を使ったジョークとなっているのだ。

 

「dick jokes(下ネタ)」の意味

「dick」はスラングで男性のアレを指す。「dick jokes」とは、いわゆる「下ネタ」のジョークを意味する。サブリナは「これからは下ネタを言わない」という抱負を掲げている。

 

「it’s gonna be really hard」のダブルミーニング

この部分がユーモアの決め手になっている。

表面的には「本当に難しいだろう」という普通の意味。つまり「新年の抱負を守るのが大変だろう」ということになる。

一方、「hard」には「困難な」という意味のほかに、「かたい」という性的な含みを持つスラング的な意味がある。つまりこの場合、「男性のアレがかたくなる」という連想を引き起こすのだ。

 

抱負そのもので抱負を破る自己矛盾

サブリナのこの新年の抱負には自己矛盾がある。つまり「下ネタを言わない」という抱負を立てているにもかかわらず、「it’s gonna be really hard」という表現そのものが下ネタをほのめかしており、「抱負の中でさっそく抱負を破る」という皮肉な状況となっているのだ。

新年早々、サブリナ・カーペンターの見事なジョークに接したファンたちは大喜びで、絶賛のコメントを寄せている。

「このキャプション自体で抱負を破ってるの最高!」
「キャプションでジョーク作るなんて、もう泣ける」
「キャプションの言葉遊びが天才的」

サブリナのセンスが光るユーモア

このサブリナ・カーペンター流「新年の抱負」は下ネタでありながら、直接的な表現を避け、暗示的な表現にとどめることでスマートなユーモアを演出。サブリナ自身のくせや性格を笑いに変え、それをファンと共有することで親しみやすさが増し、彼女のウィットにとんだキャラクターを際立たせている。

サブリナのこうした言葉のセンスはキャリアの早い段階から評価されており、彼女の楽曲やパフォーマンスにおける「遊び心のある」表現は、多くのファンを惹きつけている。特に彼女の歌詞は、セクシーさと品格のバランスを巧みに保ちつつ、直接的な表現を避けて楽しく挑発的な雰囲気を醸し出している。

彼女の長年のボーカルコーチ、エリック・ヴェトロ氏は、昨年12月に「PEOPLE」誌で、カーペンターが書くセクシーな歌詞について次のように絶賛している。

「彼女はその境界線を非常にうまく乗りこなしています」
「彼女は決して下品な領域に落ち込むことはありません」
「セクシーで楽しく、すべての暗示が絶妙です」

大躍進した2024年

秀逸なジョークで2025年のスタートをきったサブリナ・カーペンターだが、昨年(2024年)は彼女にとって大躍進の一年であった。

4月にリリースされたシングル「Espresso」が世界中で大ヒット。8月には最新アルバム『Short n’ Sweet』をリリースし、全米および全英のアルバムチャートで初登場1位を獲得。

世界的な音楽フェスティバル「コーチェラ2024」にも出演したほか、アルバムリリース後は同名のツアーを開催し、各地でソールドアウトを記録する大盛況となった。

またサブリナ・カーペンターはそのキュートな美貌を活かして、ファッション界でも活躍。キム・カーダシアンが手掛ける下着ブランド「SKIMS」のキャンペーンや、パリで開催された「ルイ・ヴィトン」2025年春夏メンズ・コレクションにも登場。大きな注目を浴びた。

グラミー賞のスピーチに期待!?

2024年の大活躍を受け、サブリナ・カーペンターは2025年2月2日(日本時間2月3日)に開催される第67回グラミー賞では主要4部門を含む6部門にノミネートされている。

  • 年間最優秀レコード(Record of the Year): 「Espresso」
  • 年間最優秀アルバム(Album of the Year): 『Short n’ Sweet』
  • 年間最優秀楽曲(Song of the Year): 「Please Please Please」
  • 最優秀新人賞(Best New Artist)
  • 最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス(Best Pop Solo Performance): 「Espresso」
  • 最優秀ポップ・ボーカル・アルバム(Best Pop Vocal Album): 『Short n’ Sweet』

音楽業界最高峰のイベントで、サブリナ・カーペンターがどのような輝きを見せるのか、多くのファンが期待を寄せている。

もちろんファンの最大の関心事はサブリナ・カーペンターが受賞するかどうかだが、それだけではない。彼女がどんな衣装で登場するのか、そして受賞した際にどんなスピーチを披露してくれるのかも、ファンにとっては気になるところだろう。

はたして今回の“下ネタ”新年の抱負のようなユーモアとウィットに富んだサブリナらしいスピーチは飛び出すだろうか?

第67回グラミー賞

注目の第67回グラミー賞授賞式は米国時間2025年2月2日、ロサンゼルスのクリプト・ドット・コム・アリーナで開催される。

日本ではWOWOWが授賞式の模様を独占生中継で放送・配信。生中継(二カ国語版・同時通訳)は2月3日午前9時から、字幕版は同日午後10時から放送・配信される予定。

おまけ:【動画】サブリナ・カーペンター初来日インタビュー(2017年3月、by tvgroove)

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