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ジャスティン・ビーバー、活動再開を計画中か – 父親としての責任、経済的プレッシャーも?

ジャスティン・ビーバー MUSIC/ARTISTS
ジャスティン・ビーバー photo: DFree / Shutterstock.com

ジャスティン・ビーバーが2025年の音楽界への復帰を計画しているとの報道が浮上した。過去のツアー中断や健康問題、そして財政的な課題を抱えつつも、父親となった新たな責任感が彼を前に進ませているようだ。ジャスティンの復帰は音楽ファンだけでなく、彼自身にとっても重要な一歩となると見られている。

2022年健康上の理由でワールドツアー中断、キャンセル

ジャスティン・ビーバーは2022年、ラムゼイ・ハント症候群の診断を公表した。この病気は顔面麻痺、難聴、めまいなどの症状を引き起こすという。

ジャスティンは、2022年2月からスタートした「ジャスティス・ワールド・ツアー」を、9月のリオデジャネイロでの公演を最後に中断。残りの2023年3月までの公演は健康上の理由からキャンセルとなった。

ジャスティンは、リオデジャネイロでの公演終了後、自身のインスタグラムで次のようにコメント。健康を最優先にするための判断であったことを説明した。

ステージを終えた後、疲労感が一気に押し寄せ、健康を最優先にする必要性を痛感しました。そのため、ツアー活動を一時的に休止することを決断しました

 

財政的な問題

ジャスティン・ビーバー活動再開の計画は、もちろん彼の復帰を心待ちにするファンの期待に応えるためという側面もあるだろう。一方で、金銭的な事情により、活動再開を余儀なくされているという見方もあるようだ。

ジャスティン・ビーバーはワールドツアーをキャンセルしたことによって、ツアー会社に対して多額の負債を抱えているとされる。

また2021年のアルバム『Justice』以降、作品を発表しておらず、このことが財政的な困難をさらに悪化させていると見られている。

ジャスティン・ビーバーは2023年1月、自身が保有する楽曲の著作権を投資会社に売却。その額は2億ドル(約300億円)以上とされ話題となったが、それでも財政的な問題の根本的な解決にはまだ至っていないようだ。

The Economic Timesの報道によると、ジャスティン・ビーバーには、カリフォルニア州の1660万ドル(約25億円)の不動産に対する38万349ドル(約5700万円)の固定資産税が重くのしかかっているという。

さらにジャスティンの浪費癖も問題視されており、近しい人物によると「銀行残高を確認せずに自由にお金を使う」ことが財政難を招いた一因とされているという。

【動画】テスラ・サイバートラックから降りてくるジャスティン、ヘイリー夫妻

 

父親になったジャスティン

ジャスティン・ビーバーは、2024年8月に、妻ヘイリー・ビーバーとの間に第一子である息子ジャック・ブルースを迎えたばかり。家族を支えるための経済的な理由も復帰の動機となっているのかもしれない。

第一子の誕生を報告

 

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新しいチーム体制での再スタート

今回、ジャスティンの復帰計画について伝えたPuck Newsのマシュー・ベローニ氏によると、彼の復帰は、新しいスタッフ体制の下で進められているという。長年マネージャーを務めたスクーター・ブラウンとは袂を分かち、現在は弁護士マイケル・ローズがビーバーの代理人を務めている。ローズは過去にマドンナやカーダシアン一家などの著名人をクライアントに持つ敏腕弁護士であり、ビーバーのキャリア再建において重要な役割を果たすと見られている。

ジャスティンは音楽活動の再開に向けてすでに準備を進めているという。音楽プロデューサーであるMk.geeは、ビーバーと共に楽曲を制作したと語り、ビーバーが「新たな創作の方向性を探っている」と述べた。また、ビーバーの歌声について「彼の発する言葉はすべてポップミュージックそのものだ」と高く評価している。

 

復帰への期待

ジャスティン・ビーバーが最後にリリースしたスタジオアルバムは2021年の『Justice』であり、このアルバムは「Peaches」「Holy」などのヒット曲を生み出した。

2025年のカムバックが実現すれば、彼のキャリアにとって新たな章を開くことになるだろう。父親になったジャスティン・ビーバーが新たな体制でどんな音楽を作り出してくれるのか?大いに注目される。

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