第97回アカデミー賞Ⓡにて8部門ノミネートされた話題作『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』の主演を務めるティモシー・シャラメの来日が決定した。
本作は、60年代初頭のニューヨークを舞台に、若き日のボブ・ディランがスターダムへと駆け上がる過程を描いた作品。
アカデミー賞8部門にノミネート
本作は、作品賞、監督賞(ジェームズ・マンゴールド)、主演男優賞(ティモシー・シャラメ)、助演男優賞(エドワード・ノートン)、助演女優賞(モニカ・バルバロ)、脚色賞、音響賞、衣裳デザイン賞、と、主要部門を含む8部門でノミネートされ、映画界の注目を集めている。
本作で若き日のボブ・ディランを演じるティモシー・シャラメは、実際に歌唱・演奏を行うという徹底した役作りを行った。約5年に及ぶ準備期間を経て、ギターやハーモニカの演奏を習得し、ボブ・ディラン特有の声質や立ち居振る舞いまで細かく研究。その努力が実を結び、映画ファンや音楽関係者からも高い評価を受けている。
本作の音楽プロデューサーであるニック・バクスターは、「ティモシーは様々な状況下で演奏ができる。彼は何にも縛られず、即興でも演奏できる。まるでディランのようだ」と絶賛している。
来日決定!2/8 レッドカーペットイベント開催
ティモシー・シャラメの来日は、2023年の『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』以来約1年半ぶり2回目となる。ボブ・ディラン本人もSNSで「ティモシーは素晴らしい俳優だから、真実味のある私を演じてくれるだろう」とコメントを寄せている。
彼は、今回の主演男優賞ノミネートについて、「この栄誉を大変光栄に思います。そして何よりも、この作品が評価されたことが心から嬉しいです。すべてはジェームズ・マンゴールド監督、そして偉大なアーティストであるボブ・ディランのおかげです」と語っている。
ティモシー・シャラメは2月8日(土)に都内で開催されるレッドカーペットイベントに登場予定だ。
特別映像が公開
ティモシー・シャラメがボブ・ディランを演じるにあたり、どのように準備を進めたのか、その舞台裏を収録した特別映像が公開された。
シャラメは、「ボブ・ディランの魂を伝えるために、実演こそ重要だった。彼は枠にはめられることを嫌う人物だから、僕も同じように表現したかった」と語り、彼自身がいかにこの役に全力を注いだかが伝わる内容となっている。
映画公開情報
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
2月28日(金)より全国公開
監督:ジェームズ・マンゴールド(『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』『フォード vs フェラーリ』)
出演:ティモシー・シャラメ、エドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロ ほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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