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ジャスティン・ビーバーを救いたい… 全米お騒がせ一家のママがリアリティ番組への出演オファーを画策中?

クリス・ジェンナー(左)、ジャスティン・ビーバー(右)  FILMS/TV SERIES
クリス・ジェンナー(左)、ジャスティン・ビーバー(右) Eugene Powers, DFree / Shutterstock.com

世界的ポップスターのジャスティン・ビーバーが、再び厳しい状況に置かれている。最近の彼は、うつろな表情で外出する姿や、だらしない格好で歩く様子を度々目撃されており、ファンの間で心配の声が上がっている。

さらに、妻ヘイリー・ビーバーとの不仲説や離婚の可能性、世界ツアーのキャンセルによる財政問題も抱えているとされ、ジャスティンの精神状態や将来が心配されている。そんな中、手を差し伸べようとしているのが、全米お騒がせ一家「カーダシアン家」を率いる”冷酷な”モマジャー(マネージャー兼母)のクリス・ジェンナーだ。

しかし、彼女の”救済”は本当に純粋なものなのだろうか? それとも、家族のリアリティ番組『カーダシアン家のセレブな日常』(原題:The Kardashians)の視聴率回復のための策略なのか――。

 

ジャスティン・ビーバーが抱える数々の問題

ここ数カ月、ジャスティン・ビーバーの精神的な不安定さが目立っている。外出時の様子はどこか放心したようで、服装もだらしなく、これまでのカリスマ性を感じさせない。加えて、彼のプライベートやキャリアにも問題が山積している。

ヘイリー・ビーバーとの不仲、離婚危機?

ジャスティンとヘイリーは2018年に結婚し、表向きには順調な夫婦生活を送っていた。しかし、最近では二人が一緒に過ごす姿があまり見られなくなり、「離婚間近なのでは?」という憶測が飛び交っている。ジャスティン、ヘイリーそれぞれがソロでの外出が増え、友人たちと過ごす時間が多くなっていることが、二人の関係悪化を示唆している。

 

ディディ・コムズ裁判への関与

さらにジャスティンには、かつてのメンターであり現在服役中のショーン “ディディ”・コムズの性的人身売買裁判で証言を求められる可能性が浮上している。ジャスティンは10代の頃からディディと親交があり、彼が開催していたパーティーにも参加していたと言われている。もし裁判で過去の関係性が詳しく暴露されることになれば、ジャスティンの評判に大きな影響を与える可能性がある。

関係者によると、ジャスティンは「すべてが明るみに出れば、人生が破滅する可能性がある」とまで考えており、精神的に深刻なダメージを受けているという。

 

ツアーのキャンセルと財政問題

ジャスティンは昨年、持病のラムゼイ・ハント症候群(顔面神経麻痺を引き起こす疾患)を理由にワールドツアーをキャンセルした。これにより、彼は巨額の違約金を抱えることになり、財政的な問題にも直面していると噂されている。報道によれば、ジャスティンは音楽活動を一時的に休止する一方で、今後の収入源について悩んでいるという。

 

クリス・ジェンナーがジャスティンを”救済”する理由

RADER Onlineが関係者の話として伝えたところによると、こうしたジャスティン・ビーバーの苦境を察知して、カーダシアン家を率いるクリス・ジェンナーは、彼を助けたいと思っているのだという。

カーダシアン家は、アメリカで最も有名なセレブ一家のひとつであり、リアリティ番組を通じて世界的な影響力を持つ。

カーダシアン家の名が知られるようになったのは、2007年にスタートしたリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』(原題:Keeping Up with the Kardashians)の成功がきっかけだ。この番組は、家族の日常を赤裸々に映し出し、彼らの豪華な生活や恋愛トラブル、ビジネス展開などを描いたもので、アメリカのポップカルチャーに大きな影響を与えた。

しかし、その背後には、自身のビジネス戦略があるのではないかという疑惑も浮上している。

 

カーダシアン家との”古くからの関係”

実際、ジャスティンはカーダシアン家と長年の交友関係があり、特にクリスの娘コートニー・カーダシアンとは過去に熱愛の噂もあった。さらに、ジャスティンの妻ヘイリーは、カーダシアン家の一員であるケンダル・ジェンナーと親友であり、家族ぐるみの付き合いが続いている。

こうした関係性からも、クリスがジャスティンに接触することは不自然ではない。しかし、情報筋は「彼女の本当の狙いは、あくまでも自身と家族の利益を最優先することだ」と指摘する。

ヘイリー・ビーバー(左)、ケンダル・ジェンナー(右)

ヘイリー・ビーバー(左)、ケンダル・ジェンナー(右)

視聴率が低迷するリアリティ番組のテコ入れのため?

カーダシアン家のリアリティ番組『カーダシアン家のセレブな日常』(原題:The Kardashians)は、過去には爆発的な人気を誇ったものの、近年は視聴率が伸び悩んでいる。そこで、ジャスティンを番組に出演させることで、話題性を高め、一気に視聴率を回復させる狙いがあるのではないかと噂されている。

「クリスはジャスティンが苦しんでいるという噂を聞きつけ、彼を助けたいと思っている――だが、同時に別の狙いもある。」
「彼女はジャスティンを番組に出演させるアイデアに興奮している。彼が登場すれば、視聴率は跳ね上がると確信している。」(関係者)

クリス・ジェンナーは、カーダシアン家の”母”であり、「モマジャー(Mom + Manager)」と呼ばれるほど強力なマネジメント能力を持つ。彼女はカーダシアン家のリアリティ番組を軸に、娘たちを世界的スターに育て上げた。クリスは単なる母親ではなく、娘たちのキャリアを管理し、ビジネスを拡大する敏腕プロデューサーとして知られているのだ。

「彼女は家族の利益を最優先し、ビジネスのためならどんな手でも使う。」
「確かに彼女はジャスティンを助けたいと思っているだろう。しかし、彼女の本音は、自分自身を助けることにある。それがクリスのやり方だ。」(同)

 

話題作りとして利用される?

今はあくまで噂の段階ではあるが、ジャスティン・ビーバーがいろいろ大変な状況にあることは事実のようだ。

ジャスティンがクリス・ジェンナーのオファーを受け入れれば、彼は一時的に注目を集め、財政面でもメリットがあるかもしれない。しかし、その一方で、カーダシアン家の”話題作り”の一部として利用されるリスクもある。

ジャスティンが自分のキャリアのためにどのような選択をするのか――その決断に注目が集まっている。

 

 

 

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