アキラ100%、英国で鮮烈デビュー、「絶対に見せない」衝撃パフォーマンスに審査員・会場が騒然・大爆笑[動画あり]

日本のお笑いタレント、アキラ100%が英国で衝撃のデビューを飾った。

アキラ100%は、2月23日、英国で放送されている人気公開オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」（原題：Britain’s Got Talent、略称：BGT）に出演した。

アキラ100%は同番組に「Akira（アキラ）」という名前で登場。最初は黒のスーツに英国旗の柄の蝶ネクタイという、かしこまった格好で4人の審査員、ブルーノ・トニオリ、アリーシャ・ディクソン、アマンダ・ホールデン、サイモン・コーウェルの前に現れ、英語で「私の名前はアキラです。日本の東京からやってきました」と自己紹介をするとさっそく大きな歓声があがった。

はじめはスーツ姿で登場したアキラ100%

ロイヤルファミリーに披露したい

そして、なぜBGTに出場しようと思ったのか聞かれると、アキラは「私はBGTが好きなんです。夢のステージなんです。（英国の）ロイヤルファミリーは私の芸を気に入ってくれると思います」と説明し、またもや大きな歓声があがり、彼への期待は最高潮となった。

彼の“芸風”を知っている日本人からすると、ロイヤルファミリーの前であの芸を披露するなんて、考えられない話なのだが、この時点では会場の審査員も観客も彼がどんな芸をするのか、まったく知識がない状態。きちんとした身なりをして、丁寧に受け答えをするアキラを見て、好青年だという印象をもったことだろう。

アキラ100% 英人気オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」で鮮烈デビュー

衝撃の姿に会場は唖然

そしていよいよパフォーマンスがはじまる。いったんステージを降りて戻ってきたアキラはお約束の全裸状態。首には英国旗柄の蝶ネクタイ、手には日本ではおなじみ、シルバーのお盆を持っている。

このアキラの姿を見た観客と審査員は騒然。さっきまでの好青年のイメージはどこへやら、といった感じで、驚きと呆れた表情を隠せない。

アキラはまず「ブラックプールタワーを見せます」というと、股間を隠していたお盆をひっくり返した。すると見事にブラックプールタワーの写真が現れた。もちろん瞬時のアクションであり、股間は見えていない。

女性審査員のアリーシャとアマンダはあっけにとられた、何とも言えない顔がカメラに抜かれている。

「絶対に見せない」スゴ技の数々を披露

アキラは「次はプルバックカーです」と説明すると、目の前におかれたテーブルの上に、ちょうど股間が隠れるように紙風船を置いた。紙風船はおもちゃのロンドンバスにひもでつながっている。そして「３、２、１」とカウントダウンすると、バスが動き出す。バスに引っ張られて紙風船も動くのだが、アキラは同じ速度で横にスライドすることで自身の股間は紙風船に隠れたまま、という、またもや見事な“技”を披露した。

辛口審査員のサイモンもこの瞬間、にっこりした笑顔を見せた。

次にアキラはティッシュペーパーの箱を股間の前に置いた。そしてティッシュを一枚ずつ引き抜いていく。ティッシュが引き抜かれると股間が見えてしまうはずなのだが、次のティッシュが上に持ち上がって股間を隠すという、文字通り“紙一重”のスゴ技だ。

そして次にアキラは、3枚のお皿を手に持ち、ジャグリングをはじめる。1枚は必ず股間を隠すために腰のあたりに持っていないといけないのだが、アキラは器用に皿を持ち替えて3枚すべての皿を上に放り投げてまたキャッチする。一歩間違えば“大惨事”なのだが、アキラは危なげなくこの芸も消化した。

審査員のブルーノは「これは完全にばかげている」と呆れて見せるが、この時点で会場の観客は完全にアキラの芸に魅了され、ノリノリになって手拍子を送っている。

アキラは次に「フィール・ザ・グラヴィティ」と言い、また紙風船を股間の前に持ってくる。そしてその手を放す。すると重力によって紙風船は下方に落ちていくのだが、アキラはそのスピードに合わせてかがむことで、またしても「見えてしまう」ことを阻止することに成功した。

最後の芸は「アクロバティック・ボール・ボーイ」。アキラはテニスボールを自分の前の床に置く。そしてお盆で股間を隠した状態から、なんと前転してボールをつかむというスリル満点の荒業を見せた。これもまた失敗すれば、全部が見えてしまう大惨事なのだが、またしてもアキラは見事にこのパフォーマンスを成功させた。