ワン・ダイレクションのメンバーで2024年10月に死去したリアム・ペインが出演するNetflixのタレントショー『Building the Band』において、リアムの出演シーンが大幅にカットされることが複数のメディアの報道で明らかになった。
リアム・ペインは、昨年10月にアルゼンチンにあるブエノスアイレスのホテルのバルコニーから転落し、31歳で死去したが、そのわずかわずか2ヶ月前に、新番組『Building the Band』の審査員としてシーンを撮影していた。
リアムは、『Building the Band』の審査員として、ケリー・ローランドおよびニコール・シャージンガーとともに参加。番組ではバックストリート・ボーイズのA.J.マクリーンがホストを務め、全国各地から才能ある歌手グループを発掘することを目的としている。
今年1月下旬、Netflixは同番組を今年後半に配信する方針であることを明らかにした。
そして今回の報道によると、番組関係者は、リアムが番組内にあまりにも多く登場すると視聴者に不快感を与える恐れがあると懸念し、彼の出演シーンはできる限り少なくなるよう調整したのだという。
ただリアムが番組内で果たした役割を鑑みると、彼の登場シーンを完全に削除することは不可能であり、運営側は最適な進行方法について彼の家族と協議を重ねているという。
一方、ペインの家族に近い関係者は、Netflixが今年1月に『Building the Band』が今年後半に放送されると発表したことに驚いたという。彼らは、家族が番組の最終決定権を有し、協議が継続中であると考えていたからだ。内部情報筋は次のように述べている。
「家族は、これがリアムを称えるお祝いであり、前向きなイメージを伝えるものだと感じた。彼は真のボーイバンドスターとして、最も得意なことを行っていた。しかし、家族は最終的な承認を与えておらず、番組の内容については依然として協議中であったため、この発表に驚いた」
これらを見ると、リアムの関係者は、番組を“リアムが活躍した証”としてみており、配信されることには基本的に前向きではあるが、彼らが最終的に承諾する前に、Netflix側が、先走って配信を決めてしまったことに少なからず驚きと不満があったということのようだ。
Netflix側は引き続き、リアム関係者と協議を続けているというが、果たして、リアム関係者、ファン、Netflixのすべてが納得できるような内容、配信の仕方にたどり着けるかどうか、今後の動向に注目したい。
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