ウィル・スミスが、女性歌手インディア・マルティネスとのステージ上で「不適切な行動」。以前より、彼の妻であるジェイダ・ピンケット・スミスとの複雑な結婚関係が以前から話題になっている中で、今回の出来事はさらなる波紋を呼んでいる。
授賞式での親密な振る舞い
Page Sixが伝えたところによると、2月20日、マイアミで開催されたラテン音楽の祭典『Premio Lo Nuestro』に登場したウィル・スミス(56)は、スペインの歌手インディア・マルティネス(39)とともに「First Love」を披露。そのステージ上で二人は密着し、キスを交わしているように見えたほか、スミスはマルティネスの腰に手を添えるなど、親密な様子を見せた。
【動画】ステージ上で女性歌手と親密すぎるパフォーマンスをするウィル・スミス
さらに、バックステージで撮影された写真では、マルティネスがスミスの腕に飛び込み、足を彼の腰に絡める姿も捉えられていた。
これらの行動に対し、ファンの間では「不適切」「最悪の行動」といった批判が相次いだ。SNS上では「これはやりすぎ」「まるで酔ったおじさんがカラオケで地元の女性と絡んでいるようだ」といった声も上がっている。
一方で、「ジェイダが過去に彼を何度も恥をかかせているのに、なぜウィルだけが批判されるのか」と擁護する意見も見られる。
ウィル・スミスとジェイダ・ピンケットの奇妙な結婚関係
ウィル・スミスとジェイダ・ピンケット・スミスは1997年に結婚し、二人の子どもをもうけた。しかし、2016年には事実上の別居状態となり、2023年にその事実が明らかになった。ジェイダは自身の著書『Worthy』やインタビューで、「私たちは長年にわたり別居していたが、法的な離婚には至っていない」と説明している。
2020年には、ジェイダが歌手オーガスト・アルシーナとの「恋愛関係」を認め、夫婦の関係はさらに世間の注目を浴びた。ジェイダは当時、「ウィルとは別れていた期間だった」と弁明したが、スミスはその発言に明らかに動揺していた。
これ以降、二人の結婚生活は「オープンマリッジなのではないか」「事実上の破綻状態なのではないか」と憶測が飛び交うようになった。
(※オープンマリッジ:夫婦が互いに合意の上で、配偶者以外の異性との性交渉を認め合う結婚の形)
アカデミー賞での平手打ち事件
ウィル・スミスの結婚生活が大きく注目を集めるようになったきっかけの一つが、2022年のアカデミー賞での「平手打ち事件」だ。コメディアンのクリス・ロックがジェイダの髪型を揶揄するジョークを飛ばしたことに激怒したスミスは、ステージ上でロックを平手打ちし、「俺の妻の名前を口にするな」と叫んだ。この事件は世界中で話題となり、スミスはアカデミー賞から10年間の出入り禁止処分を受けた。
【動画】アカデミー賞でウィル・スミスが司会のクリス・ロックを平手打ち
しかし、この事件をきっかけにジェイダの心境には変化が生じたようだ。彼女は後のインタビューで、「あの瞬間に私はウィルとずっと一緒にいると決めた」と語っている。
今後の二人の関係はどうなる?
現在、スミスとジェイダは「別々の家に住んでいるが、完全に関係を断ってはいない」とされている。ジェイダは2023年のインタビューで、「いつかウィルと一緒に暮らすことになる。それは彼が年を取ってきたから」と述べており、今後も関係を維持していく意向を示している。
一方で、スミスは近年ハリウッドに対して「少し幻滅している」とも報じられている。新たな成功があれば状況は変わるかもしれないが、今のところ彼のキャリアもプライベートも揺れ動いている。
今回のインディア・マルティネスとのステージでの出来事が、彼の評判や結婚生活にどのような影響を与えるのか、今後の動向が注目される。
tvgrooveをフォロー!

映画・海外ドラマ関連を中心に、洋楽や海外セレブ情報も発信。カルチャーとファンの距離を縮める、カルチャーをもっと楽しめるコンテンツをお届け!
☆X(旧Twitter)で最新情報を発信中!今すぐフォロー!