Amazonの人気ドラマシリーズ『ザ・ボーイズ』が、最終シーズンに向けて驚きのキャスティングを発表した。『スーパーナチュラル』の主要キャストであるジャレッド・パダレッキとミーシャ・コリンズが、同じく『スーパーナチュラル』出身のジェンセン・アクレスと共演することが決定したのだ。
『スーパーナチュラル』ファン待望の再共演
『ザ・ボーイズ』は過激な描写と社会風刺を交えたスーパーヒーロードラマとして高い評価を受けているが、その最終シーズンが“『スーパーナチュラル』の再集結”となることで、さらに注目が集まっている。ショーランナーのエリック・クリプキは、『スーパーナチュラル』の生みの親でもあり、これまでもジャレッド・パダレッキの起用を熱望していた。
「俺の『スーパーナチュラル』ポケモンをコンプリートしなければならない」と冗談交じりに語るクリプキは、以前からパダレッキとのコラボレーションを模索していた。ついにその願いが叶い、最終シーズンで彼が登場することが正式に決定したのだ。
現在のところ、パダレッキとコリンズの役柄については詳細が伏せられているが、ゲスト出演の形を取ることは明らかになっている。アクレスは以前からソルジャー・ボーイとして『ザ・ボーイズ』に出演しており、最終シーズンでも続投する。3人がどのような形で絡むのか、ファンの間ではさまざまな憶測が飛び交っている。
また、『スーパーナチュラル』からは、すでにジェフリー・ディーン・モーガン(ジョー・ケスラー役)、ジム・ビーバー(ロバート・シンガー役)、ロブ・ベネディクト(スプリンター役)といったキャストも参加しており、シリーズを通じて複数の『スーパーナチュラル』キャストが集結する形となった。
『ザ・ボーイズ』最終シーズンの展開は?
シーズン4では、ホームランダー(アントニー・スター)率いるスープたちがアメリカ政府を乗っ取るというクーデターが勃発し、物語はクライマックスへと突入した。クリプキは「悪役がただ計画を話すだけでなく、実際にそれを成功させる展開にするのは面白い」と語り、シーズン5ではその結果がどのように描かれるのかが見どころとなる。
さらに、『ザ・ボーイズ』のスピンオフシリーズ『ジェン・ブイ』のシーズン2も決定しており、新たに『Vought Rising』という1950年代を舞台にした前日譚シリーズも制作中だ。アクレスが主演を務めるこの新シリーズには、アヤ・キャッシュ(ストームフロント役)も出演予定で、『ザ・ボーイズ』の世界観がさらに広がることになる。
『ザ・ボーイズ』最終シーズンでの『スーパーナチュラル』キャスト再集結は、多くのファンにとって待望の瞬間となるだろう。すでに過去シーズンで複数の『スーパーナチュラル』出身者が登場しているが、今回のパダレッキとコリンズの参加により、さらに“スーパーナチュラル感”が増すことは間違いない。シーズン5の放送が待ち遠しい。
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