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テイラー・スウィフトの恋人トラヴィス・ケルシー、NFL選手として現役続行を宣言「まだ戦いは終わらない」

テイラー・スウィフト(左)、トラヴィス・ケルシー(右) MUSIC/ARTISTS
テイラー・スウィフト(左)、トラヴィス・ケルシー(右)

カンザスシティ・チーフスのスター選手であり、テイラー・スウィフトとの交際でも注目されているトラヴィス・ケルシーが2025年シーズンもプレーを続けることを正式に表明した。

 

スーパーボウル敗戦の悔しさをバネに、さらなる飛躍へ

引退の噂が流れる中、トラヴィスはESPNのパット・マカフィーに送ったテキストメッセージを通じて自身の決断を伝えた。

「間違いなく戻ってくる。今オフシーズンでこれまでで最高のコンディションを作り直し、再び頂点を目指す。最後の試合での自分のプレーとチームの準備に対して、本当に悔しい思いがある。こんな形で終われない!」と、トラヴィスは力強く語った。

 

悔しい敗戦とキャリアの岐路

トラヴィスは、チーフスが2025年のスーパーボウルでフィラデルフィア・イーグルスに40-22で敗れ、3連覇を逃したことに強い不満を抱いていた。彼自身もその試合で4キャッチ39ヤードと本来の実力を発揮できず、チームを勝利に導くことができなかった。

スーパーボウル敗戦後の自身のポッドキャスト「New Heights」では、「みんなが来シーズンのプレーについて知りたがっているのは分かっている。今はまだ決断を急がず、じっくり考えているところだ」と述べ、現役続行について慎重な姿勢を示していた。

しかし、今回の発言でその迷いは払拭され、2025年シーズンもチーフスでプレーする決意を固めたことが明らかになった。

 

テイラー・スウィフトとの関係も影響?

トラヴィスは、世界的なポップスターであるテイラー・スウィフトとの交際でも話題となっている。二人の関係は2023年から続いており、スウィフトは度々チーフスの試合をスタジアムで観戦する姿が目撃されている。

一部のファンの間では、「スウィフトの影響で引退を考えているのでは?」という憶測もあったが、今回の発言により、トラヴィスは少なくとも2025年シーズンまではプレーを続けることが確定した。彼自身も「まだやれる」という気持ちが強く、チームメイトへの責任感も大きいようだ。

【動画】2024年スーパーボウルでカンザス・シティ・チーフスが2連覇を達成した直後に抱き合うテイラー・スウィフトとトラヴィス・ケルシー

 

加齢と向き合いながらもチームへの献身

現在35歳のトラヴィスは、キャリアの終盤に差し掛かっており、年齢による影響についても言及している。「年齢を重ねるにつれ、かつての成功が遠のいていくのを感じるのはつらいことだ。そして、大事な場面でチームを支えられなかった時の現実は本当に苦しい」と語った。

それでも、彼はチーフスとチームメイトへの責任を強く感じている。「もし戻ると決めたなら、中途半端な気持ちではなく、全力で臨む。自分自身にも、チームにもその責任がある」と、プロとしての決意を強調した。

 

チーフスの象徴的存在

トラヴィスは2013年のNFLドラフトでチーフスに指名されて以来、キャリアを通じて同チームでプレーし続けている。これまでに10回のプロボウル選出、4回のオールプロ・ファーストチーム選出という輝かしい実績を持ち、チーフスの攻撃の要として活躍してきた。

また、彼の情熱的なプレースタイルと個性的なキャラクターは、チーフスのファンに愛され続けている。2019年のAFCチャンピオンシップでの「You’ve got to fight for your right to party!」という発言は、今でもチームの象徴的なフレーズとなっている。

 

2025年シーズンへ向けて

トラヴィスの契約は2025年まで続いており、3月15日には1,150万ドル(約17.2億円)のロースターボーナスが発生する予定だ。チーフスのゼネラルマネージャーであるブレット・ビーチも、スカウティングコンバインの場で「トラヴィスが来シーズンもプレーすることを期待している」と述べていた。

現役続行を決めたトラヴィスは、オフシーズンで万全のコンディションを作り、2025年シーズンで再び頂点を目指すことになる。彼の決意が、チーフスの新たな成功へとつながるのか、今後の活躍に注目が集まる。

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