最近ハリウッドで話題となっているのが、ブリトニー・スピアーズの伝記映画に関するキャスティング問題だ。人気ドラマ『ストレンジャー・シングス』で知られるミリー・ボビー・ブラウンが、ブリトニー役を演じることを熱望しているが、当の本人であるブリトニーが難色を示しているという。MailOnlineが伝えている。
ミリー・ボビー・ブラウン、衝撃イメチェンはブリトニー・スピアーズを演じるため？
ミリー・ボビー・ブラウンの“人生のミッション”
ミリー・ボビー・ブラウンは、自身のキャリアにおいてブリトニー役を演じることが「夢」であると公言してきた。彼女はすでに2022年の段階で「実在の人物を演じたい」と語っており、その対象としてブリトニー・スピアーズを挙げている。彼女自身、子どもの頃から公の場で成長してきた点において、ブリトニーの人生に共感を抱いているのだ。
ミリーは最近、ブリトニーを彷彿とさせるプラチナブロンドの髪型にイメチェン。ファッションも2000年代風に寄せており、その姿がブリトニーに似ていると話題になった。彼女のこの変化に対し、ファンの間では「ブリトニー役の準備が整ったのでは？」という期待の声も上がっている。
ブリトニー・スピアーズの反応は？
一方で、肝心のブリトニー本人は、ミリーの起用にあまり乗り気ではないようだ。ミリーのオーディションテープを見たものの、「自分に似ていない」と感じているという。
また、ブリトニーはこの映画の制作に深く関わっており、最終的なキャスティングについても大きな決定権を持っている。そのため、もしブリトニーが納得しなければ、ミリーの夢は叶わない可能性が高い。
さらに、ミリーはブリトニー役を得るために、義父であるジョン・ボン・ジョヴィのコネクションを活用しようとしているとの噂もあるが、ブリトニーは今のところ彼女を「完璧な選択」とは考えていないようだ。
映画の進捗と今後の展開
ブリトニー・スピアーズの回顧録『The Woman in Me』を原作としたこの映画は、昨年ユニバーサル・スタジオが映画化権を獲得し、『クレイジー・リッチ！』の監督で知られるジョン・M・チュウがメガホンを取る予定だ。しかし、まだ制作は初期段階であり、キャスティングも最終決定には至っていない。
ジョン・M・チュウ監督は、「ブリトニーが映画に深く関わる」とコメントしており、彼女の意向を最大限尊重する方針を示している。さらに、ブリトニーはこの映画のために新曲を制作するとも報じられており、映画のサウンドトラックにも関与する予定だ。
ミリーの挑戦は続く？
ミリー・ボビー・ブラウンは、「ブリトニーが望む形でこの映画が作られることを全面的にサポートしたい」と慎重な姿勢を見せつつも、依然としてブリトニー役への強い意欲を示している。彼女は「誰かがブリトニーの物語を最も美しい形で伝えることを望むし、その可能性に常に開かれている」と語った。
果たして、ミリー・ボビー・ブラウンはブリトニー・スピアーズ役を勝ち取ることができるのか？ それとも、他の女優が抜擢されるのか？ 今後の映画の動向に注目が集まっている。
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