デミ・ムーアとウーピー・ゴールドバーグ、アカデミー賞で『ゴースト』以来の35年ぶりの再会

デミ・ムーア(左)、ウーピー・ゴールドバーグ(右) FILMS/TV SERIES
デミ・ムーア(左)、ウーピー・ゴールドバーグ(右) Tinseltown, Kathy Hutchins / Shutterstock.com
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現地時間3月2日(日本時間3月3日)に開催された第97回アカデミー賞授賞式のレッドカーペットにて、映画『ゴースト/ニューヨークの幻』の主演を務めたデミ・ムーアと、共演のウーピー・ゴールドバーグが、35年ぶりの再会を果たした。

ウーピー・ゴールドバーグ(69)は、同作で霊媒師オダ・メイ・ブラウンを演じ、アカデミー賞助演女優賞を獲得した。今回のアカデミー賞ではプレゼンターとして出席した。

一方、デミ・ムーア(62)は、今回のアカデミー賞でホラーSF映画『サブスタンス』の主演として初の主演女優賞にノミネートされた。長年のキャリアを誇る彼女だが意外にもアカデミー賞でのノミネートは初だ。

 

感動の再開

レッドカーペットでは、デミ・ムーアが変わらぬ華やかさを放ちながら登場。ウーピーと対面すると、ウーピーはデミの両手を取り、力強く握った。

デミはウーピーに向かって、「あなた、とても美しいわ」と声をかけ、旧友への深い愛情を示した。

 

【動画】レッドカーペットで再会を喜ぶデミ・ムーアとウーピー・ゴールドバーグ

 

『ゴースト/ニューヨークの幻』とは

映画『ゴースト/ニューヨークの幻』は1990年に公開され、デミ・ムーア故パトリック・スウェイジが演じる恋人、サムとモリーの切ない愛の物語が描かれた。

サムは犯罪に巻き込まれ命を落とすが、幽霊となってモリーを守ろうとする。その過程でウーピー・ゴールドバーグ演じる霊媒師オダ・メイと関わりながら、物語が展開する。

 

『ゴースト/ニューヨークの幻』予告編

 

この映画は1990年の世界興行収入トップを記録し、同時期に公開された『プリティ・ウーマン』や『ホーム・アローン』と並ぶ大ヒット作となった。

 

デミ・ムーア、惜しくも受賞は逃す

今年の授賞式では、ウーピー・ゴールドバーグは、オプラ・ウィンフリーと共に登壇し、音楽界の巨匠クインシー・ジョーンズへのトリビュートを行った。​ジョーンズは『カラーパープル』のプロデューサーであり、二人にとって恩人とも言える存在だった。

一方、主演女優賞にノミネートされ、受賞が有力視されていたデミ・ムーアだが、惜しくも受賞を逃す結果となった。(主演女優賞は『ANORA アノーラ』のマイキー・マディソンが受賞。)

デミとウーピーのツーショットを見て、『ゴースト』を思い出した人は多かったはず。若い世代も巻き込んで、『ゴースト』の魅力が再び注目を集めるきっかけとなったのではないだろうか。

映画公開から35年が経った今も、二人の絆は変わらず、作品の持つ普遍的な感動が色あせないことを改めて感じさせる瞬間だった。

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