グウィネス・パルトロー、LAの大火災によるストレスから毎晩飲酒していたと告白、更年期の影響も

グウィネス・パルトロー FILMS/TV SERIES
グウィネス・パルトロー Ron Adar / Shutterstock.com
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ハリウッド女優であり起業家でもあるグウィネス・パルトロー(52)が、ロサンゼルスの大規模な山火事の際、ストレスにより毎晩アルコールを摂取していたことを告白した。

 

火災のストレスと更年期の影響

今年1月、ロサンゼルス周辺では複数の山火事が発生し、特にパシフィック・パリセーズやアルタデナ地区が大きな被害を受けた。この火災により数万人が避難を余儀なくされ、少なくとも29名が死亡する惨事となった。

健康やライフスタイルに関するポッドキャスト「Goop」の最新エピソードで、グウィネス・パルトローは当時の状況について次のように語った。

「更年期の症状は普段はうまくコントロールできているけれど、1月の火災があった時は違った。私はアルコールを使って現実逃避していた」

また普段は週に1杯程度しか飲まないが、当時は「毎晩飲んでいた」と明かした。

 

飲酒と更年期症状の悪化

ポッドキャストでは、産婦人科医で「The New Menopause(新しい更年期)」の著者であるメアリー・クレア・ヘイバー医師がゲストとして参加。グウィネス・パルトローの体験について「更年期の女性の多くが同じような変化を経験している」と語り、「アルコールが体内に長く残り、睡眠の質が悪化し、ホットフラッシュ(ほてり)がひどくなる」と説明した。

グウィネス・パルトロー自身も「以前はよく眠れるタイプだったけれど、更年期になってからはひどい不眠に悩まされた」と明かした。さらに、「深夜に目が覚めると、過去の失敗や人を傷つけたことばかり考えてしまい、不安で6時間も眠れないことがあった」と語り、メンタル面での影響も大きかったことを告白した。

 

更年期について話すのは恥ずかしいことではない

グウィネス・パルトローは更年期に関する議論が「恥ずかしいもの」として扱われてきたことにも疑問を呈した。「育児についてはオープンに話せるのに、更年期について話すのはタブー視されている。それはおかしい」と述べ、「この時期を乗り越えるために、コミュニティの支えが必要」と強調した。

また、1月の火災に関しては、被害にあった友人たちへの深い悲しみを表明し、「私たちは無事だったけれど、多くの親しい友人がすべてを失った」と述べた。彼女のライフスタイルブランド「Goop」も、火災の被害者を支援するために約200万ドル(約3億円)相当の商品を寄付した。

現在は飲酒を控え、健康を取り戻しつつあるというパルトロー。「やっとトンネルの出口が見えてきた気がする」と語り、よりポジティブな未来を見据えているようだ。

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