ハリー・スタイルズ、ラスベガス『スフィア』で35公演のレジデンシー公演を計画中か

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ハリー・スタイルズ Featureflash Photo Agency / Shutterstock.com
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ワン・ダイレクションのメンバーで、世界的なポップスターであるハリー・スタイルズが、ラスベガスの最新エンターテインメント会場「スフィア」で35公演に及ぶレジデンシー(常設)公演を行う可能性が報道された。New York Postによると、ハリー・スタイルズは現在、この特別公演に関する最終交渉を進めているという。

交渉の詳細は明らかになっていないが、ハリー・スタイルズのマネージャーであるジェフリー・アゾフの父、アーヴィング・アゾフは、スフィアのオーナーであるジェームズ・ドーランと長年の関係を持つ業界の大物だ。アーヴィング・アゾフはU2やイーグルスなど、過去にスフィアで公演を行ったアーティストの代理人を務めており、これが契約成立を後押しするとみられている。

 

ラスベガス「スフィア」とは?

「スフィア」は2023年にオープンした最先端のコンサート会場で、巨大なLEDスクリーンに囲まれた没入型の演出や、最先端の音響システムを特徴とする。総工費23億ドル(約3500億円)をかけて建設され、オープニングアクトを務めたU2は40公演を成功させ、話題となった。

 

ハリー・スタイルズ、ソロアーティストとしての活躍

ハリー・スタイルズは2022年にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで15公演を行い、全公演を完売させた。その功績を称え、会場には彼の名前が刻まれたバナーが掲げられている。

またハリー・スタイルズは、2021年のグラミー賞では「Watermelon Sugar」で最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞を獲得。さらに2023年にはアルバム『Harry’s House』で最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞および年間最優秀アルバム賞を受賞。​その地位を確固たるものにした。

さらに、2021年から2023年にかけて開催された『Love On Tour』(全165公演)は世界的な成功を収め、総収益6億1700万ドル(約950億円)を記録した。

ハリー・スタイルズは現在ツアーの予定がなく、昨年のツアー終了後は比較的静かに過ごしているが、今年2月には東京マラソンに出場し、3時間24分07秒で完走するなど、公の場にも姿を見せている。

ハリー・スタイルズ側やスフィアの広報担当者はコメントを控えているが、交渉が成立すれば、2025年後半にも公演がスタートする可能性がある。ファンにとっては、ラスベガスの夜を彩る特別なショーの実現に期待が高まる。

 

 

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