レオナルド・ディカプリオが、新たな伝記映画で1970年代の伝説的スタントマン、イーベル・クニーベル(Evel Knievel)を演じる可能性が高まっている。Deadlineによると、現在、パラマウント・ピクチャーズはディカプリオと契約を進めており、交渉がまとまれば今夏にも撮影が開始される見込みだ。
『ラ・ラ・ランド』デイミアン・チャゼル監督とタッグ
この映画の監督を務めるのは、『ラ・ラ・ランド』や『バビロン』を手掛けたデイミアン・チャゼル。チャゼル監督は当初、刑務所を舞台にした作品を準備していたが、ディカプリオと交渉する中で本作に方向転換したという。このプロジェクトには、『ディパーテッド』の脚本を担当したウィリアム・モナハンが加わっており、ディカプリオにとっては再び彼の脚本で主演を務めることになる。
イーベル・クニーベルとは?
イーベル・クニーベルは、バイクで数々の危険なジャンプを成功させた伝説的スタントマンであり、1970年代のポップカルチャーアイコンとして知られる。
彼はシーザーズ・パレスの噴水やロンドンのウェンブリー・スタジアムでのバス飛び越え、そしてスネーク・リバー・キャニオン飛越えなど、命がけの挑戦を続けてきた。
【動画】イーベル・クニーベルのバス越えジャンプについてのドキュメンタリー映像 / Discovery UK
しかし、彼のキャリアは順風満帆ではなく、1977年には自分の伝記を書いた著者でありプロモーターのシェリー・ソルトマンをアルミバットで襲撃し、6か月間の労働刑を受けた。
二度目のアカデミー賞受賞で話題のエイドリアン・ブロディも出演か
またこの映画では、『戦場のピアニスト』(2002)でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、先日のアカデミー賞で二度目のアカデミー賞主演男優賞(『ブルータリスト』)を受賞したエイドリアン・ブロディも出演交渉中だ。彼はシェリー・ソルトマン役として交渉中であり、正式なオファーはまだ出されていないものの、すでに監督と話し合いの場を持ったとされる。
本作が実現すれば、レオナルド・ディカプリオにとってまた一つ魅力的な伝記映画となるだろう。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』や『アビエイター』のように、実在の人物を演じることが得意な彼にとって、イーベル・クニーベルという破天荒なキャラクターはまさにうってつけだ。Deadlineによると、現在のところ契約はまだ確定していないが、交渉は順調に進んでいるという。
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