映画『赤ちゃん泥棒』、『ビッグ・リボウスキ』、『オー・ブラザー!』などの出演で知られる俳優ジョン・グッドマン(72)が、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の最新作の撮影中に股関節を負傷したことが報じられた。この映画はワーナー・ブラザースおよびレジェンダリー・ピクチャーズが制作し、トム・クルーズやジェシー・プレモンス、リズ・アーメッドらが出演する。
ワーナー・ブラザースの広報担当者は「ジョン・グッドマンは股関節を負傷し、すぐに医療措置を受けた。そのため撮影は一時中断されたが、回復次第、来週には撮影を再開する予定だ」と声明を発表した。
報道によると、グッドマンはイギリスのパインウッド・スタジオでシーンのリハーサル中に転倒し、病院へ搬送されたという。TMZの情報筋によれば、この負傷はスタントとは関係なく、純粋なアクシデントだったという。
映画の撮影は2日間ストップしたが、グッドマンはすでに回復に向かっており、3月10日(月)には現場復帰する予定とされている。関係者は「軽傷」と見ているが、一部報道では、負傷が股関節だけでなく、骨盤や脚にも影響している可能性が指摘されている。
この映画は現在タイトル未定だが、2026年10月2日に公開予定とされている。IMDbによると、物語は「世界で最も強力な男が災厄を引き起こし、自身が人類の救世主であることを証明しようとする」内容だという。
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督にとっては、2016年の『レヴェナント: 蘇えりし者』以来の英語作品となる。監督は脚本も手がけており、サビナ・バーマン、ニコラス・ジャコボーネ、アレクサンダー・ディネラリスと共に執筆した。
ジョン・グッドマンは長年にわたり映画・ドラマで活躍し、『ビッグ・リボウスキ』(1998年)や『ザ・ライチャス・ジェムストーンズ』シリーズ(2019年~)などで知られている。彼はまた、ピクサーの『モンスターズ・インク』(2001年)でサリーの声を担当し、続編やスピンオフでも同キャラクターを演じてきた。
ジョン・グッドマンは今年1月、カリフォルニア州パシフィック・パリセーズで発生した山火事により、460万ドル(約6.9億円)の自宅を失うなど、苦難が続いている。
SNSでは、彼の回復を願うファンから『早く良くなってほしい』『映画での活躍を楽しみにしている』といったコメントが多く寄せられている。

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