俳優アレック・ボールドウィン(66)が、自身の住むニューヨークのペントハウスが「狭すぎる」と不満を漏らし、世間の反感を買っている。
ボールドウィンは、妻のヒラリア・ボールドウィン(41)との間に7人の子供をもうけており、彼らとともに暮らしている。子供たちは、カーメン(11)、ラファエル(9)、レオナルド(8)、ロメオ(6)、エドゥアルド(4)、マリル(4)、イラリア(2)という大家族だ。さらに、元妻のキム・ベイシンガーとの間に長女アイルランド(29)もいる。
現在、ボールドウィン一家はニューヨークの歴史的建造物デボンシャー・ハウスのペントハウスに住んでいる。この物件は2011年に約1170万ドル(約17.5億円)で購入されたもので、約6000平方フィート(約557平方メートル)の広さがある。それでもアレック・ボールドウィンは「手狭」だと感じているという。
SNSでの厳しい反応
この発言に対し、世間の反応は冷ややかだった。SNSでは、「俺たちは130平方メートルの3ベッドルームで3人の子供を育てたんだぞ。彼はもっと広いスペースが必要だって?」「ニューヨークで6000平方フィートもあるのにまだ足りないとは。アレックに思いやりの言葉を…」といった皮肉交じりのコメントが相次いだ。
さらには「もし私が彼と一緒に住んでいたら、6000平方フィートでも足りない」「彼の妻は16の人格を持っているらしいから、そりゃ狭く感じるだろう」といった辛辣な意見も飛び交った。
ペントハウスの拡張と豪華な生活
ボールドウィン夫妻は、結婚した2012年以降、家の拡張に力を入れてきた。隣接するアパートを120万ドル(約1.8億円)で購入し、さらに2017年には130万ドル(約1.95億円)のスタジオも購入。2019年にはさらに170万ドル(約2.55億円)で別のスタジオを取得し、それらを統合するために34万ドル(約5100万円)をかけて改装を行った。(※日本円はすべて1ドル150円で計算)
さらに、ボールドウィン一家はハンプトンズにも不動産を所有してる。
問題続きのアレック・ボールドウィン
最近、アレック・ボールドウィンはリアリティ番組の放送を開始したが、こちらも批判の的になっている。特に、彼が映画『Rust』の撮影中に発生した銃撃事故について言及した場面が物議を醸した。この事故では、撮影監督のハリーナ・ハッチンスが死亡し、監督のジョエル・ソウザが負傷した。
アレック・ボールドウィンは「これまでに経験したことのない出来事だ」と番組内で語り、「子供たちもこの事態を受け入れざるを得なかった」と振り返った。しかし、この番組を観た批評家たちは「自己憐憫に満ちたイメージ回復の試み」と酷評している。
【動画】アレック・ボールドウィンと彼の家族を追うリアリティ番組「The Baldwins」の予告編
ボールドウィンの過失致死罪の裁判は、わずか3日間で終了し、2024年7月12日に不起訴処分となった。彼は一貫して「引き金は引いていない」と主張していた。
その一方で、『Rust』の銃器管理責任者だったハンナ・グティエレス=リードは、2024年4月15日に過失致死罪で有罪判決を受け、ニューメキシコ州の刑務所で18ヶ月の服役を命じられている。

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