パリス・ジャクソンが、パリ・ファッションウィークで披露したシアードレスをめぐる批判に対し、自身の考えを発信した。
マイケル・ジャクソンの娘であり、モデルやミュージシャンとして活動するパリスは、ステラ・マッカートニーの2025年春コレクションで、オフショルダーのブラックのシアードレスを着用。これに対し、ネット上では賛否の声が飛び交った。
WWDも彼女のシースルードレスを取り上げた
Paris Jackson Goes Off-the-shoulder in Black Sheer Dress for Stella McCartney’s Fall 2025 Show in Paris https://t.co/NChAgME9hk
— WWD (@wwd) March 5, 2025
そんな中、パリスは3月7日、自身のインスタグラムストーリーで動画を投稿し、批判に対して持論を展開した。
「みんな、落ち着いて。私たちはみんな動物で、みんな体を持っている。それがそんなに大きな問題だとは思えない。もっと重要な問題があるでしょ?」「環境のために何かしようよ。地球のために行動しよう。乳首ごときで大騒ぎするのはやめよう!」と彼女は呼びかけた。
また、彼女は「なぜ人間の体がこんなにも不快感を引き起こすのか理解できない」と指摘。「これはただの体。ただの人間の体。私たちは他の動物が裸でいるのを見ても何とも思わないのに、人間の体だけが問題になるなんておかしい」と主張した。
近年、ファッション業界ではボディポジティブやジェンダーニュートラルの概念が広がりつつある。そんな中で、パリス・ジャクソンの発言は、伝統的な価値観に対する挑戦とも言える。
批判に屈しない姿勢
パリスは批判を意に介さず、その後も透け感のあるファッションを楽しんでいる。
彼女はステラ・マッカートニーのドレスに続き、フレンチブランド「クロエ」のシースルードレス姿を公開。
さらに、3月8日にはヴィヴィアン・ウエストウッドの2025年秋コレクションのショーに出席し、シアーグレーのルーシュドレスとチェック柄のビスチェを合わせたスタイルを披露した。
彼女はこれまでも、外見やファッションをめぐる批判に毅然とした態度を取ってきた。2023年8月には、父マイケル・ジャクソンへの追悼動画で自身の未処理の脇毛が指摘された際、「わざと見せようとしたわけじゃないし、ずっと剃ってないから存在すら忘れてた。みんな気にしすぎ!」とX(旧Twitter)で反論している。
また、同年9月には、クリスチャン・ルブタンのイベントでの姿が「老けて見える」とコメントされたことに対し、特に気にすることなく自分のスタイルを貫いた。
パリス・ジャクソンは、ファッションに対する既成概念やボディイメージに縛られない姿勢を貫き続けている。ファッションの枠を超え、既成概念そのものを覆そうとする彼女の姿勢は、多くの人々に『自分らしくいること』の大切さを伝えている。

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