テイラー・スウィフトを侮辱したNFL選手が他チームへトレードされることになり、スウィフティーズ(テイラー・スウィフトのファン)は歓喜に沸いている。
スウィフティーズ vs. C.J.ガードナー=ジョンソン
NFLチーム「フィラデルフィア・イーグルス」は、C.J.ガードナー=ジョンソン選手をヒューストン・テキサンズにトレードすることを決定した。
この決定に困惑したフィラデルフィアのファンは少なくなかったようだ。ガードナー=ジョンソンは昨年3月に総額2700万ドル(約40億円)の契約を結んだばかりで、まだ2年の契約が残っていたからだ。
一方、このニュースに歓喜したのはスウィフティーズだった。彼らは、これを、テイラー・スウィフトを侮辱すると悪いことが起きるという法則「テイ・ブードゥー(Tayvoodoo)」の証拠だと考えているようだ。
ガードナー=ジョンソンがスウィフティーズの敵となったのは、今年2月に開催されたスーパーボウル後の言動が原因だ。
優勝パレードの際に、「Swifties Can LIX My Balls(スウィフティーズは俺の○○を舐められる)」と書かれたフーディーを着用し、スウィフトのファンを挑発。さらに、X(旧Twitter)で「ケルシーは元カノのカイラ・ニコールと別れるべきじゃなかった」と発言し、テイラー・スウィフトとの交際を侮辱するような投稿をしたのだ。
トレードの発表にSNSはお祭り騒ぎ
この言動がスウィフティーズの怒りを買っていたのだが、今回、彼のトレードが発表された途端、SNSはお祭り騒ぎになった。
-「イーグルスは明らかにテイラー・スウィフトの件が理由でCJをトレードしたんだ。隠す必要はないよね?」
-「スーパーボウルでバカなことを言ったら、数週間後にトレードされるんだな。これは完全にカルマ!」
-「テイ・ブードゥーは健在! 彼はフィリーを去る運命だったのよ!」
-「もしかして、ジェイソン・ケルシー(トラヴィスの兄)がCJのトレードに関わったのでは?あんなにトラヴィスとテイラーを侮辱されたら、兄としては許せないはず!」
「テイ・ブードゥー」は過去にも発動!?
スウィフティーズにとって、今回の件は単なる偶然ではなく、「テイ・ブードゥー」の一例に過ぎない。
なぜなら過去にもテイラー・スウィフトに敵対した人々が次々と「不運」に見舞われる出来事があったからだ。
1. カニエ・ウェストのキャリア低迷
2009年、MTV VMA授賞式でスウィフトが最優秀女性ビデオ賞を受賞した際、カニエ・ウェストが壇上に乱入し、「ビヨンセのビデオのほうが最高だ!」と発言した。
これによりカニエは激しいバッシングを受け、一時音楽活動を休止。その後も彼のキャリアはスキャンダルに見舞われ、ついには大手ブランドとの契約も次々と破棄される事態に。
スウィフティーズの間では、「テイラーに手を出したら終わり」との説が広まった。
2. スクーター・ブラウンの音楽事業崩壊
テイラー・スウィフトのマスター音源を強引に買収し、彼女の意向を無視して売却した音楽マネージャーのスクーター・ブラウン。
しかし、その後、彼の事業は急激に崩壊。ジャスティン・ビーバーやアリアナ・グランデなど、彼がマネジメントしていたトップアーティストたちが次々と離脱し、彼の影響力は大きく低下した。
「テイラーの呪いが彼を襲った」とファンは語る。
3. カイラ・ニコールの影響力低下
トラヴィス・ケルシーと交際していたカイラ・ニコールは、スウィフトとの交際が話題になると、SNSでスウィフトに関する投稿を続けた。
しかし、スウィフティーズからの猛烈な反発を受け、彼女の人気は下降。その後、メディアへの露出も減少し、影響力が低下した。
そして今回のC.J.ガードナー=ジョンソンのトレードが、この「テイ・ブードゥー」の最新事例として追加されたわけである。
「テイ・ブードゥー」は健在
ガードナー=ジョンソンは、テイラー・スウィフトやトラヴィス・ケルシーから直接の反応を得ることはなかったが、トレードの決定に対して複雑な感情を抱いていたようだ。インスタグラムでは、「フィリー・ファンよ、君たちは最高だった。このチームを去りたくはなかった」と感謝のメッセージを投稿した。
一方、スウィフティーズにとっては「カルマ(因果応報の法則)が仕事をした」瞬間であり、「テイ・ブードゥーは健在」であることを再確認する出来事となった。
果たして、次に「テイ・ブードゥー」の力が発動するのは誰なのか?

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