ジャスティン・ビーバーが、自身の不安や自己評価の低さを赤裸々に語った。
3月13日、インスタグラムのストーリーで「自分は無資格で準備ができていないと感じる」と投稿し、ファンの間で大きな話題となっている。音楽界で圧倒的な成功を収めた彼が、なぜこれほどまでに自信を失っているのか。
「詐欺師のように感じる」
現在31歳のジャスティン・ビーバーは、10代の頃からトップアーティストとして活躍し、数々のヒット曲を生み出してきた。しかし、それでも「自分は価値がない」と感じているという。
「みんなが『ジャスティン、君はそれに値するよ』と言ってくれるけど、僕自身はずっと詐欺師のように感じていた」と告白。「もし彼らが僕の本当の考えを知ったら、そんなことは言わないだろう」と、自身の内面の葛藤を明かした。
さらに「もし君がこそこそした気分になるなら、僕と同じだよ。僕もほとんど毎日、無資格で準備ができていないと感じる」と続けた。
ファンの間で広がる健康不安
この投稿は、ジャスティン・ビーバーの健康をめぐる憶測が広まる中で発信された。
代理人は「彼に対する根拠のない噂は疲れるし、悲しい」とコメントし、「彼は新しい音楽制作に集中しており、家族との時間を大切にしている」と主張している。
しかし、日常的にパパラッチによって撮影される彼の姿は、代理人の発言とは大きくかけ離れている。やつれた表情に加え、だらしない服装で現れることが多く、健康的な生活を送っているとは言い難い。
さらに、最近では上半身裸で奇妙なラップを披露する動画を投稿したり、水パイプで喫煙する姿を公開するなど、彼の精神状態を不安視する声が高まっている。
これらの行動は、音楽制作に集中しているという代理人の言葉とは矛盾しており、ファンの間では「彼は本当に大丈夫なのか?」という懸念が広がっているのだ。
今、良い音楽を作れる状態なのか?
ジャスティン・ビーバーはこれまでも、音楽業界の厳しさや成功の裏に潜む孤独についてたびたび語ってきた。
若くして世界的なスターとなった彼は、プレッシャーや周囲の期待に押しつぶされそうになりながらキャリアを積み重ねてきた。2021年のインタビューでは、当時の心境を次のように振り返っている。
「夢を抱いていた若者が、世間に傷つけられ、気づけばなりたくない自分になってしまう。成功を手にしているのに、心は空っぽだった。」
この発言からも分かるように、彼は長年、精神的な苦悩を抱えながら活動を続けてきた。そして現在、彼は新しいアルバムの制作に取り組んでいるといわれている。
しかし、最近の彼の言動を見る限り、これまで以上に自信を喪失し、不安定な精神状態に陥っているようにも思える。
自己評価の低さを吐露し、奇行とも取れる行動を繰り返す彼が、果たして本当に音楽に集中できるのか。そして、そんな精神状態のままで、これまでのようなクオリティの高い音楽を生み出すことができるのだろうか?

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