「世界で最も幸せな場所」として知られるディズニーランド。しかし、そこに訪れたジャスティン・ビーバーの表情は、決して楽しそうではなかった。
DailyMailによると、先日、ジャスティン・ビーバー(31)は妻のヘイリー・ビーバー(28)とともに、カリフォルニア州アナハイムのディズニーランドを訪れた。また親友であり、シンガーのザ・キッド・ラロイも同行していた。
ジャスティンは黒のパーカーに黒のパンツと、全身黒のコーディネートで登場。パーカーには「Day Dream(夢想)」「Hope(希望)」といったフレーズがプリントされていた。時折、ミッキーマウスの耳付きカチューシャを被る姿も見られたという。
一方で、ヘイリーは赤と白の水玉模様のリボンが付いたミニーの耳をつけ、黒のレザージャケットに白シャツ、ブラックパンツというスタイリッシュな装いだった。
目撃者によれば、ビーバー夫妻は「スペース・マウンテン」や「カリブの海賊」といった人気アトラクションを楽しんでいたとのこと。彼らはディズニーのVIPツアーを利用しており、これは1時間あたり500〜700ドル(約7万〜10万円)もする豪華なサービスだ。
しかしジャスティン・ビーバーは終始無表情で、どこか憂鬱そうな様子を見せていたという。
ディズニーランドでのジャスティン・ビーバーの様子(JustJared)
SNSでの不安な投稿
このディズニーランド訪問と同じ日、ジャスティン・ビーバーはInstagramのストーリーに「溺れているような気分」「安全でない」といった不安なメッセージを投稿。
さらに翌日、彼は「もし誰もお前の悪口を言っていないなら、お前はまだ本気でやれていない」との挑戦的なコメントを投稿。これは、彼に対する世間の批判や憶測に対する反応とも受け取れる。
最近のジャスティンの様子は、ファンにとって心配の種となっている。彼は以前にも「自分が詐欺師のように感じる」「無資格者のようだ」といった悩みを打ち明けていた。
また、数日前には彼がマリファナを吸う姿や、ボン(喫煙具)を手にする写真がSNSに投稿され、これが彼の精神的な問題や薬物使用への憶測を呼んだ。
しかし、彼の代理人は「ジャスティンはハードドラッグを使用していない」と断言し、「彼は現在、人生の中で最も良い状態にある」とコメントしている。
音楽活動はどうなっているのか?
こうしたプライベートのネガティブな部分ばかりが注目される最近のジャスティン・ビーバーだが、音楽活動から完全に離れているわけではない。
今年に入ってからもスタジオでのレコーディング風景がSNSに投稿され、新曲の制作が進んでいる可能性がある。また、親友のザ・キッド・ラロイとの交流も続いており、今後のコラボに期待が高まっている。
一方で、彼は家族との時間を大切にする姿勢を強めており、息子ジャックとの日常をSNSに投稿することも増えている。音楽活動とプライベートのバランスを模索しながら、新たなステージへと進んでいるのかもしれない。
かつて世界中で愛されるティーンスターだったジャスティン・ビーバー。しかし、今では彼の精神状態や行動がたびたび話題になり、ファンの間でも心配の声が絶えない。
ディズニーランドという「幸せな場所」にいても笑顔を見せなかった彼の姿は、彼が現在抱えている苦悩を象徴しているのかもしれない。

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