イタリア出身の人気モデル、ヴィットリア・チェレッティ(26)が、俳優レオナルド・ディカプリオ(50)との交際について、Vogue Franceのインタビューで率直な思いを語った。話題となったのは、「ディカプリオの彼女」と呼ばれることへの強い違和感と、“24歳差”という関係に向けられる周囲のまなざしである。
「誰かと恋愛関係になると、すぐに“〇〇の彼女”とか“〇〇の元恋人”というふうに名前ではなく立場で語られる。それが本当に嫌なの」と彼女は吐露する。「自分より影響力のある相手と付き合えば、個人としてではなく、誰かの付属物のように扱われてしまう。それってすごく不愉快」。
ヴィットリア・チェレッティは、レオナルド・ディカプリオとの交際が報じられてからというもの、自身のキャリアや存在が“レオの恋人”というフィルターを通して語られることに戸惑いを感じてきた。「恋愛って自由なものであるはずなのに、他人が貼るラベルによってその自由が制限されるような気がする」と語っている。
特に二人の年齢差――24歳という大きなギャップも注目の的となっている。世間では「年齢差恋愛」に対する先入観や偏見が根強く、ヴィットリア自身もそうした視線を肌で感じているという。しかし彼女は、それを否定する。「愛し合っていると分かっていれば、不安になる必要なんてない。愛は自信をくれるし、守ってくれるもの」と断言した。
二人が出会ったのはミラノだというが、具体的な出会いの経緯については「詳しくは話したくない」と多くを語らなかった。ただ、レオナルド・ディカプリオの代表作である『タイタニック』について「誰もが観たことがある作品よね。あれは本当にアイコニック」と絶賛している。
二人の関係が初めて公になったのは、2023年5月のカンヌ国際映画祭。8月にはスペイン・イビサ島のクラブで親密に過ごす姿が報じられ、その後カリフォルニア・サンタバーバラでアイスクリームを一緒に食べながら歩く様子もキャッチされた。当時、関係者は「二人はより深くお互いを知ろうとしている段階」と語っていた。
現在も二人の関係は順調で、ニューヨークでのデートやホリデーシーズンを共に過ごす姿も見られている。ただし、レオナルド・ディカプリオは「結婚という形にはこだわらない」と考えているようで、関係者によれば「今の関係に満足しており、形式的なものを必要としていない」とのことだ。
年の差、知名度のギャップ、世間のラベル――それらを超えて、チェレッティは“自分らしさ”を貫こうとしている。恋人である前に、一人の女性として見てほしいという彼女の言葉は、ラベルに縛られがちな今の時代に、一石を投じる声と言える。

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