女優ジェニファー・クーリッジ(63)が、自身の性生活に訪れた変化について赤裸々に語った。エミー賞受賞作『ホワイト・ロータス』での演技が、そのきっかけになったという。
英紙サンデー・タイムズのインタビューでジェニファー・クーリッジは、「『ホワイト・ロータス』では変なキャラクターを演じているけれど、かわいい男の子たちが私に声をかけてくるの」と明かした。
1999年公開の映画『アメリカン・パイ』でスティフラーの母親役を演じた当時よりも、今のほうが「得している」と語るジェニファー・クーリッジ。「『アメリカン・パイ』のときよりも全然いいわ。『ホワイト・ロータス』で私の演じたターニャが船から落ちたシーンを悲しんでくれた人が多かった。その共感があったからこそ、男性たちはより私に好意を抱いてくれるようになったの」と説明した。
数年前にニューオーリンズで出会った男性との思い出も語っている。その男性はお腹がはみ出たTシャツに赤いカウボーイブーツといういでたちで、「デートしない?」と声をかけてきたという。「悪くはなかったけど、やっぱりブラッド・ピットみたいな人が現れるのを期待しちゃうわよね」と冗談交じりに振り返った。
しかし『ホワイト・ロータス』以降は、そうした出会いの質も変わったという。「もう小柄なその男性だけじゃないのよ」と笑顔で語った。
ちなみに、2023年1月のゴールデン・グローブ賞授賞式では、「『ホワイト・ロータス』が恋愛に良い影響を与えたかどうかはわからない」と語っていたジェニファー・クーリッジ。当時は「彼氏が欲しい」とも語っていたが、今やその願いが現実になりつつあるようだ。
なお、過去には『アメリカン・パイ』出演後に「最高のセックスを経験した」とも告白しており、アリアナ・グランデとの対談では「もしあの映画に出ていなかったら、あの10年間はとても退屈なものだったと思う」と語っている。
人生における転機は、時に思わぬところからやってくるようだ。
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